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ショベルカーやフォークリフトを公道で運転するには? 10万円台から取得できる「大型特殊免許」 仕事の幅を広げる活用術を解説

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

大型特殊免許の魅力と注意点

大型特殊免許を取得すると、仕事の幅を広げることができます。一方で、大型特殊免許でできることは比較的限られています。

▽魅力①仕事の幅が広がる

大型特殊自動車には、工事や農耕、路面整備などの業務に関わる車両が含まれます。これらの車を扱う仕事に就くうえで、大型特殊免許は必須です。

反対に言えば、大型特殊免許があれば仕事の幅は広がります。農業や建設関係の仕事に就くうえで役立つでしょう。

▽魅力②取得費用があまり高くない

普通自動車免許と比べると、大型特殊免許の取得費用は安いです。

普通自動車免許を有している場合は10万円~15万円程度、普通自動車免許を有していない場合でも一般に20万円程度で取得できます。

普通自動車免許の場合、取得費用は25万円~35万円ほどが一般的です。

▽注意点①乗用車は運転できない

大型特殊免許を取得しても、普通自動車や軽自動車といった乗用車は運転できません。

これらの車を運転したい場合は、別途普通自動車免許か準中型免許、中型免許、大型免許のいずれかを取得する必要があります。

▽注意点②作業には別の免許が必要

大型特殊免許は「公道を走行するため」に必要な免許です。 作業をする場合は別途作業免許が必要で、講習を受けなければいけません。

たとえば、クレーンで荷物を吊るには「移動式クレーン運転士免許実技教習」「玉掛け技能講習」、フォークリフトの作業には「フォークリフト運転技能講習」といった講習があります。

大型特殊免許の取得方法・費用・期間

大型特殊免許の取得方法は、一般的な自動車免許(普通自動車免許)と同じです。取得にかかる費用と期間は、普通自動車免許より少額・短期間な傾向があります。

▽取得方法は3つ

大型特殊免許の取得方法は、以下の3つです。

・教習所に通学
・合宿免許で取得
・一発試験で取得

教習所や合宿免許を選択すれば、試験の合格率は高いです。

一発試験は、講習や実技教習を受けず運転免許試験センターでいきなり免許試験を受けることを指します。費用は非常に安いですが、試験の合格率は低いです。

▽取得方法別の費用・期間の目安

取得方法ごとの費用・期間(それぞれ普通自動車免許を有している場合)の目安は以下の通りです。

方法/費用目安/期間目安
・教習所に通学/約10万円~15万円/4〜17日
・合宿免許/約10万円/4日~
・一発試験/約7000円~/-

一発試験にかかる費用の内訳は受験料2,800円、試験車使用料1,750円、免許証交付料2,350円(マイナ免許証無しの場合)です。不合格だった場合は、受験の回数に従って受験料や試験車使用料がかかります。

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