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「世界で一番メジロに近づいた」写真に「神業!」「毛並みの一本一本まで見える」と称賛の声

椎名 碧 椎名 碧

「世界で一番メジロに近づいた一枚。」

「我が家のテラスで1mmも警戒心なかったので90mm マクロレンズで限界まで近づいてやった笑
人間との距離としては多分おれよりメジロに近づいた人いない(自称」

こんなポストされたのは、しゃくろー📷(@syakurou_photo)さん。

投稿には、驚くほど近い距離で撮影されたメジロの写真が添えられていました。毛並みの一本一本まで鮮明に映し出され、マクロレンズならではの超接写による臨場感が際立っています。

「こんなに近くで撮れるなんてすごすぎる!」
「もはや触れる距離!?」
「毛並みの一本一本まで見えるとか神業!」
「マクロで野鳥!?発想が天才すぎる…」

写真には、称賛の声が多数寄せられました。話題の写真について、しゃくろー📷さんにお話を聞きました。

ーー撮影されたのはいつ頃?

「大分県にある自宅テラスで、2025年1月7日に撮影したものです」

ーー撮影できた時の率直な感想は?

「今回使用したレンズが『マクロレンズ』という、小さい部分に接写して撮影することを得意とするものでした。昆虫などを撮影するときに使用するレンズと思っていただけるとわかりやすいかと思います。野鳥の撮影には通常『望遠レンズ』が用いられますが、あまりにも人慣れしたメジロでしたので『マクロレンズ』でも撮影できるのではないかと思い試してみました。なので感想は『あ、撮れるもんだな』でした」

ーーどのような方法で撮影を?

「マクロレンズといっても焦点距離90mmの『中望遠』(肉眼の視野よりは拡大される)レンズを使用しました。それをAPS-Cクロップ(写真をカメラがとらえるセンサーの面積を1/1.5することで拡大する方法)を用いて焦点距離135mm相当にし、あとはテラスをじわじわと前進しメジロから60cmくらいのところまで接近して撮影しました」

ーー撮影されたカメラは?

「SONYのα1ⅱを使用しています。最新のSONYのフラッグシップ機です」

ーー上手く撮れたと思うのは?

「本来撮影することが難しいマクロレンズでの撮影が、人慣れしているメジロのおかげで可能になりました。ですので通常の野鳥のクローズアップよりも羽毛の構造などが精細に描写できています」

ーー撮影された作品でお気に入りは?

「特に気に入っているのは沖縄の動物園(おきなわ子供の国)で撮影したジャガーの母親の正面写真ですね。動物をとらえる技術、檻の格子を感じさせない撮影方法と現像方法など私の技術がぎゅっとつまった一枚です」

しゃくろー📷さんは「小児外科医師として子供たちの命を救いながら、動物たちの美しい姿をアーティスティックに残していく活動を趣味で行っています。趣味がこうじていつのまにかプロの写真家となっていました。これからもたくさんの生き物を、そのディティールを大切にしながらどこにもないスタイルで提供していきます。よろしければXやインスタのフォローをお願いします」と話してくれました。

間近でとらえたメジロの姿、そして圧倒的なディティールを表現するしゃくろー📷さんの撮影技術。今後の写真も見逃せません!

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