年間3500万個が売れる大阪・北新地発祥のひとくち餃子・点天 独立を夢みて試行錯誤するクラブの黒服が創業 陰の努力を周囲は見ていた

クラブTVO編集部 クラブTVO編集部

③大物業界人の口コミで大ヒット

そうして啓一さんは1977年に餃子専門店をオープンさせました。小さな点から世界に広がるようにという意味を込め「点天」と名付けたのだそうです。しかし全く客は来ず…。「頑張っていたらいつかいいことが起きる」という妻の言葉を支えに、クラブの仕事と餃子専門店の仕事を並行していました。

ある日、これまで啓一さんの頑張る姿を見続けてきたママが「私が買ってお客さんにお土産として渡すから」と助け舟を出してくれます。そして、とあるお客さんに渡したところ、注文が入り始めたのです。

実はそのお客さんは芸能業界の大物だったそうで、全国のいろいろな人に「うまい」と広めてくれたのです。ひとくち餃子のお土産が人気となり、それを知った北新地中のお店から注文が入るようになりました。

これをきっかけとして、店舗にも行列ができるようになり、開店から2年、北新地を飛び出し、一般の人にまで知られる大人気店に。30歳で独立するという夢をしっかりと成し遂げたのでした。

④常連客の救いの手で自社ビルを建設

業務の拡大でマンションの1階に工場を構えますが、ニラの臭いでマンション住民からクレームがつきます。工場を移転する資金もなく、悩んでいたところ、銀行の融資担当だという常連客が救いの手を差し伸べてくれます。

いつも夫婦で一生懸命働く様子を見て感動していたといい、店の規模からは考えると多額の融資を受けて自社ビルを建設し、手作りの3倍ものスピードで餃子を生産できる規模の工場を手に入れることができたのです。

こうして日本一の餃子専門店となった「点天」。2代目社長の啓介さんは「先代は当時からいろんな方に恵まれ、状況に恵まれて幸運の連続だったと語っていた」「人の縁であったり、素直さ助けてくれる人につながる」と語ります。餃子に真摯に向き合う中で、いろいろな人の助けによって今の点天につながったのですね。

2代目社長直伝!おいしい食べ方

自宅で餃子を食べる際、焼く以外に簡単だと言うのは「水餃子」。

まず、お湯に入れる時に、ひだをおさえて入れると具材が外に出にくくなります。続いて、真横に浮かび上がったら、氷水につけることがポイントなのだそう。生地が締まり食感がアップするそうです。

そうしてネギを乗せて、つけあわせはめんつゆでいただきます。焼き餃子とはまた違った味わいがたのしめるのでぜひ試してみてください。

番組情報

〇番組名
日経スペシャル もしものマネー道もしマネ
〇内容
『もしもの時』に備えるマネー道!マネー活用バラエティ!
〇放送日時
テレビ大阪 第1~3日曜日 午後2時放送!放送終了後はYouTubeチャンネル、TVerで無料見逃し配信中
〇番組HP
https://www.tv-osaka.co.jp/ip4/moshimane/
〇もしマネYouTube再生リスト
https://www.youtube.com/watch?v=6Wfd4Gf2l74&list=PLtu-h0BP6Mk-n6KEfGFbhk6dQLJuhYTgU
〇番組TVer
https://tver.jp/series/srxig6d8zn

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース