今日18日は、冬型の気圧配置が緩み、日本海側でも北陸などで、たっぷりと日差しが届いています。太平洋側は晴天が続き、空気が乾燥した状態が続いています。火の取り扱いに注意。
今日18日 太平洋側を中心に空気が乾燥
今日18日は冬型の気圧配置が緩んでいます。北海道や東北の日本海側は雪の降っている所がありますが、日本海側でも北陸などで、たっぷりと日差しが届いています。太平洋側は晴天が続いており、空気が乾燥しています。
正午までの最小湿度は、埼玉県さいたま市や東京都府中市で27%、茨城県日立市や三重県紀北町で28%、石川県志賀町で29%などと、太平洋側だけでなく、日本海側でも空気が乾燥しています。東京都心は37%と空気が乾燥した状態が続いています。
正午現在、晴天が続いている太平洋側を中心に北海道から沖縄にかけて広く乾燥注意報が発表されています。火が燃え広がりやすい気象条件となっていますので、火の取り扱いにいっそう注意が必要です。受験シーズンですので、感染症予防など体調管理にもご注意ください。
この先 太平洋側で雨の降る日も
19日(日)は太平洋側でも夜は所々で雨が降るでしょう。20日(月)も関東などで午前中は雨が降りそうです。その後も天気は周期的に変わり、24日(金)頃は太平洋側で雨が降るでしょう。
ただ、まとまった雨とはならず、空気がしっかりと潤うことはなさそうです。引き続き、火の取り扱いや感染症にご注意ください。
空気が乾燥 火事を防ぐには
空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。
空気が乾燥 インフルエンザに注意
湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。
① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。
それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。