ここ1週間の地震回数 13日は宮崎県で最大震度5弱 日頃から備えを

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ここ1週間(1月11日11:00~18日11:00)の地震は、震度1以上が42回となっています。そのうち震度3以上の地震は6回でした。13日21時19分頃には宮崎県で最大震度5弱を観測。気象庁は、南海トラフ地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではないと発表していますが、日頃からの地震への備えを実施しておくことが重要としています。

ここ1週間の地震回数

上の図は、日本全体で、7日間に震度1以上を観測した地震の震央を、地図上に示したものです。ここ1週間(1月11日11:00~18日11:00)では、震度1以上の地震を42回観測し、そのうち震度3以上の地震は6回でした。

13日21時19分頃に宮崎県で最大震度5弱

1月13日21時19分頃には日向灘を震源とする地震で、宮崎県高鍋町、新富町、宮崎市で震度5弱を観測しました。その後も、日向灘を震源とする地震が発生しており、14日1時15分頃に熊本県や宮崎県で最大震度3、15日2時12分頃には宮崎県で最大震度4を観測しました。気象庁は、今回の地震で南海トラフ地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではないと発表していますが、いつ地震が発生してもおかしくないことに留意し、日頃からの地震への備えを確実に実施しておくことが重要としています。

日向灘を震源とする地震以外でも、16日7時38分頃に浦河沖を震源とする地震で青森県で最大震度3、16日9時7分頃に千葉県南東沖を震源とする地震で千葉県で最大震度3、16日21時22分頃には石川県西方沖を震源とする地震で石川県で最大震度3の地震が発生しました。

地震に備えて

地震は突然襲ってきます。いつ揺れに見舞われても身を守ることができるように、日頃から以下のポイントを確認し、備えましょう。

①非常時の水・食料の備蓄、非常持ち出し品を準備しておいてください。備蓄には使った分だけ買い足していく「ローリングストック」をぜひ活用してください。
②家具の固定をしましょう。万が一、倒れてきた場合でも通路をふさがないような配置にしておくと安心です。また、ガラスには飛散防止フィルムを貼るなど、日頃から家の中の安全対策を徹底しましょう。
③地震が発生したときの連絡手段や集合場所について、あらかじめ家庭で話し合っておきましょう。
④普段通る道に危険な場所や物がないか確認しておきましょう。また、地盤の弱い場所や地震によって地盤の緩んだ場所は、雨などによって土砂災害が発生することがあります。前もって周囲の状況を確認しておいてください。

大きな地震が起きたら

緊急地震速報が発表されたり、突如揺れを感じたりした時も、慌てずに適切な行動がとれるよう、とるべき行動を知っておくようにしましょう。安全を確保するための行動例は以下の通りです。

①家庭では頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。あわてて外に飛び出したり、無理に火を消したりしないようにしてください。扉を開けて避難路を確保することも大切です。
②エレベーターでは最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。
③街中ではブロック塀の倒壊等に注意しましょう。また、看板や割れたガラスの落下に注意してください。丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。
④自動車運転中はあわててスピードを落とさないでください。急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしましょう。ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促してください。大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止してください。
⑤山やがけ付近では落石やがけ崩れに注意してください。

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