「鬼滅」も被害に…「中国人転売ヤー」の実態がヤバ過ぎる!「資金力」と「数の利」がケタ違い←在日中国人オタクに聞いた

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

うめさんは常々、とくに「缶バッジ」が中国人によって買い占められている理由について疑問に感じていたという。オタク仲間の在日中国人たちからの回答に驚いたそうだ。

人数と資金で買い占める

(以下、うめさんのXの投稿より)

Q:中国でも『鬼滅の刃』は人気なの?日本ではすでに人気が落ち着いた印象だけど。

A:めっちゃ人気あります(中国人以外の複数からも同じ反応)。

Q:なんで中国人は缶バッジが好きなの?

A:軽くて派手だから、と聞いたことがある。他のジャンルでも似たような感じ。

Q:『柱展』での缶バッジは1個600円。中国での転売価格は?

A:10倍以上。中国の富裕層は日本の富裕層とゼロが2、3個違うから、その価格が成り立つ。

Q:中国にもジャンショ(「JUMP SHOP」)はあるのに、なぜ日本で大金をはたいて買うの?

A:日本語表記のグッズが欲しいから。

Q:ufotable運営の「ダイニング」での爆買いも問題になっている。購入の際に個数制限設けたらどうなる?

A:1人が無制限購入できるからまだ少数ですんでる。個数制限をかけたら『柱展』同様、人数で買い占める。

Q:例えばチケットを日本人枠8、外国人枠2にしたら日本人がグッズを買える?

A:日本人のタイミーを雇うかも。

Q:グッズを買えなかった日本人が、「(中国に)帰って欲しい」と恨んでるんだけど。

A:正規の手段で日本での生活を確立した我々からすると風評被害なので、同じく帰って欲しい。同胞と思われたくない。香港出身者『中国人と一緒にしないでください』。元中国人『そういう中国人気質が嫌になって日本に帰化したんですよ…』」

中国人転売ヤーに、在日中国人もドン引き…

うめさんは今回、回答してくれたオタク仲間の在日中国人に、『柱展』で中国人転売屋たちが起こした、「待機列に布団を敷いて徹夜」、「大挙して押し寄せた会場で大声で喧嘩などの騒動→退場」、「Wチャンス28本」などの迷惑行為を話したという。

その結果、「全員にドン引きされました…」と、うめさん。

うめさんによると、「Wチャンス」とは、ufotable直営店でもらえる「1回650円の景品」の中で最も確率の低いくじ景品のこと。当たりはアニメ版『鬼滅の刃』のアニメーターによる直筆色紙で、そのはずれ景品としてくじを引いた全員に配布されるのが「B2原画ポスター」であり、そのポスターを28本、大型のスーツケースに入れていた中国人を知人が目撃したそうだ。

130万円をグッズにつぎこむ転売ヤー

「一目見て中国人とわかったそうです。海外旅行に行くようなスーツケースを持っており、何だろうと思ったらWチャンスのポスター28本で、長いレシートが複数あったそうです」(うめさん)

公式からWチャンス賞の排出率についての明言はないが、「自分の経験則と景品総数等から確率を計算したところ、1/70でした」と、うめさん。

「あくまでも確率なので、10回で出る人もいれば200回引いても出ない方もいる。それを踏まえて、Wチャンスで獲得出来るポスター28本を入手したということは……単純計算で650円×70回×28本=127万4000円、理論値で1960回のくじを引かないと出ません。一般的な感覚ですが、130万円もの大金を一気にグッズにつぎ込みますか?私にはできません…」(うめさん)

膨大な資金力と数の利で押し寄せる中国人転売ヤー。今のところ、現場レベルではクイズ形式で排除する以外の有効な手立てはないようだ。

こういったグッズに限らず、さまざまな現場でも中国人による不正な「買い占め」によるトラブルが後を絶たない。日本政府も厳重な対策を考えるべきタイミングに来ているのではないだろうか。

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