卵焼きがくっついたらそろそろ? ふっ素樹脂加工フライパンの寿命

まいどなニュース調査部 まいどなニュース調査部

「卵焼きがこびり付いてうまく焼けない」「やきそばがこびり付いて洗うのが大変」といったフライパンをいつまでも使い続けていませんか?「まだ使えるし…」と誤魔化しながら使っている方もいらっしゃるかもしれませんね。鍋やフライパンなどの調理用品を企画・販売している「和平フレイズ」の公式X(@waheifreiz)では、ふっ素樹脂加工フライパンの捨て時を判断するポイントを紹介しており、多くの注目が集まっています。

卵焼きや焼きそばがこびり付くようになったら

Xの投稿によると、ふっ素樹脂加工のフライパンを使用していて、卵焼きや焼きそばがこびり付くようになってきたら、寿命が近づいてる可能性が高い、とのこと。ふっ素樹脂加工(テフロン)のフライパンは便利な調理器具ですが、使い続けるうちに劣化していくもの。フライパンがこのような状態になれば、買い替えを検討するタイミングのようです。

こんな状態になったら捨て時です

また、和平フレイズのホームページによると、ふっ素樹脂加工のフライパンの買い替えを検討したいタイミングとして、以下のような状態を紹介しています。

1.ふっ素樹脂加工が剥がれた
フライパンの表面に施されているふっ素樹脂加工が剥がれて、下地が見えてきたら「捨て時」とのこと。なお、和平フレイズのフライパンに使われるふっ素樹脂は、食品衛生法に適合しており、人体に影響はなく、剥がれたふっ素樹脂を万一飲み込んでしまっても、体に吸収されずに排出されるそうです。

2.こびり付くようになった
ふっ素樹脂加工が熱で変色し、食材がこびり付くようになったら寿命が近いそうです。「こびり付くのはたまたまかも?」と思われる時は、焼きそばを作るのがおすすめとのこと。焼きそばを作ることは、ふっ素樹脂加工の寿命を判断するひとつの目安となるそうです。

3.ハンドルが破損した
ハンドルのネジを閉めてもガタツキが直らなくなった時も「捨て時」だそう。ハンドルが脱落する危険があるので、使用を控え、買い替えを検討してほしいとのことです。

4.本体が変形した
フライパンの底が歪んだり凹凸ができたりした時も「捨て時」のようです。特にIHクッキングヒーターは出力が高くフライパンの変形を起こしやすいとのこと。火力は「中」以下で使用し、急激な加熱や冷却、落下などの衝撃を与えないようにしてほしいとのことです。

ふっ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせるポイント

ふっ素樹脂加工のフライパンは、強い摩擦・傷・急な冷却などではがれやすくなるとのことです。ご使用の際は、
・食材をフライパンの上で切らない
・金属製のツールを避け、木製やシリコン製のものを使う
・洗う際は、熱いままで洗わず、2分ほど冷ましてから洗う
などを呼びかけています。

また、ふっ素樹脂加工のフライパンは、強火での調理や過度の空炊きを行うと劣化が進み、食材がこびり付きやすくなるそう。ふっ素樹脂加工を長持ちさせるために、
・調理前の予熱の際は過度の空炊きにならない様にする(中火で30秒から40秒程度)
・中火以下で調理する。
といった使い方をおすすめしています。

また、ハンドルの破損を防ぐために、
・食洗機の使用は避ける
・洗い桶などで浸け置き洗いをしない
・ハンドルに水抜き穴が付いているフライパンは、水抜き穴を下にして保管する
・炎がハンドルに直接当たらないよう火加減に注意する
などにも気をつけたいとのことです。

▽出典
・和平フレイズ【公式】「フライパン、ダメになってきたかも。」
https://x.com/waheifreiz/status/1872196089769836789
・和平フレイズホームページ「フライパンの捨て方」
https://www.wahei.co.jp/reading/trivia/31182.html

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