X(旧Twitter)ユーザーのみぃさん(@Js4zeKqmJxbnVBS)のおうちには、今、2匹の保護猫が暮らしています。
キジ白の女の子「チャコ」ちゃん(取材時、3歳)、キジトラの女の子「ラン」ちゃん(取材時、1歳)です。
「チャコは2021年6月、ランは2023年7月にお迎えしました。もともと『猫と暮らすなら2匹で』と考えていて、ミィちゃんがいたころ、チャコちゃんをお迎えしたのです。そして、ミィちゃんが旅立ったあと、ランちゃんを家族の一員として迎え入れました」
飼い主さんのもとで家族になったふたり
チャコちゃん、ランちゃんと出会った時期はそれぞれ異なりますが、どちらも生後まもなく保護されたといいます。
「ふたりとも、きょうだい猫とともに保護され、動物病院に託されました。私は、病院を介してふたりと出会うことができたのです。その後、きょうだい猫たちはみな里親さんがみつかったと聞いています」
チャコちゃんをお迎えしたときは、おうちにミィちゃんが。そして、ランちゃんをお迎えしたときは、おうちにチャコちゃんがいました。どちらも先住猫と仲良くなるまで少し時間を要したといいます。
「最初は、どちらも先住猫から『シャー!!』と威嚇され、洗礼を受けましたが、しばらくして程よい距離感を保ちながら過ごすように。おうちにもゆっくりと慣れてくれて、ゴロゴロとのどを鳴らしながら布団に入って寝てくれるようになったときは、とてもうれしかったです」
ミィちゃんとの悲しい別れを乗り越え、チャコちゃん、ランちゃんと飼い主さんは家族として新たな一歩を踏み出したのです。
今、飼い主さんがふたりに思うこととは
チャコちゃんは、あとからおうちにやって来たランちゃんと暮らすようになってから変化が見られたといいます。
「すっかり落ち着いて、優しいお姉ちゃんになりました。やんちゃなランにちょっかいを出されたり、飛びつかれたりしても絶対に怒りません」
一方、ランちゃんは、とにかく甘えん坊でイタズラ好きなおちゃめさんなのだとか。
「子猫のころから、夜寝るとき、私の手をチュパチュパするのですが今でも止められません。そして、これまでしてきたイタズラは数知れず……。トイレットペーパーや障子をズタズタにしたり、物を隠したり、元気いいっぱいです(笑)」
紆余曲折を経て、飼い主さんのおうちで家族となったチャコちゃんとランちゃん。飼い主さんが、今、伝えたいこととは……。
「『うちに来てくれてありがとう。家族になってくれてありがとう』。これに尽きます。これからも、あたたかいおうちでたくさん甘えながら過ごしてほしいと思います」
優しい飼い主さんとともに、のびのびと過ごしているチャコちゃんとランちゃん。家族みんなのことを、先住のミィちゃんもきっと、お空の上から見守ってくれていることでしょう。