関東 雨のピークは今夜まで 一転 3連休にかけて晴天・乾燥・寒さ 東京は最高8℃

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6日(月)、東京都心で40日ぶりに1.0ミリ以上の雨が降りましたが、関東では、夜遅くまで、激しい雨の降る所があるでしょう。道路の冠水などに、注意が必要です。7日(火)には天気が回復して、「成人の日」を含む3連休も、晴天・乾燥・寒さが続きそうです。インフルエンザなど体調管理に、ご注意ください。

発達した雨雲が関東へ 今夜にかけて雨のピーク

6日(月)は、前線を伴った低気圧が、発達しながら本州の南を進んでいる影響で、関東では、雨のエリアが広がってきました。

東京都心では「久しぶりに、雨がしっかり降った」と感じた方もいらっしゃると思います。

というのも、東京都心では、2024年11月27日に、日降水量18.0ミリを観測して以来、12月19日に日降水量0.5ミリを観測したものの、ずっと、まとまった雨が降っていませんでした。

6日(月)は17時までに、日降水量が2.5ミリを観測。40日ぶりのまとまった雨になりました。

雨雲レーダーを見ますと、6日(月)17時現在、関東の沿岸部を中心に、雨雲が発達しています。

関東の雨のピークは、6日(月)夜遅くにかけてでしょう。局地的には雷を伴って、1時間に30ミリの「激しい雨」が降りそうです。激しい雨とは、バケツをひっくり返したように降る雨で、傘をさしていても濡れるレベルです。

雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。道路の冠水にも、お気をつけください。

7日(火)天気は回復 3連休にかけて晴天・乾燥・寒さ

ただ、関東の雨は、長くは続きません。

7日(火)は、千葉や水戸など沿岸部で、未明まで雨や雷雨が残るでしょう。日中は、広い範囲で天気は回復へ向かい、にわか雨は、一部に限られそうです。

さらに8日(水)以降も、関東の平野部では、晴れる日が続くでしょう。13日(月)は「成人の日」で、この3連休も、青空の広がる所が多くなりそうです。

この連日の晴天で、空気がどんどん乾くでしょう。暖房器具など、火の元の確認を、忘れないでください。

そして、この先1週間は、度々、強烈な寒気の影響を受けるでしょう。関東北部では、山沿いを中心に、7日(火)~8日(水)頃、10日(金)~11日(土)頃は、雪が降りそうです。こちらは、路面が凍結するおそれがありますので、車の運転や足元に、注意が必要です。

この強烈寒気の影響は、山沿いだけではありません。晴れる平野部でも、空気が冷たいままでしょう。東京都心の最高気温は、日差しが出ても10℃に届かない日もあり、10日(金)は9℃、12日(日)は8℃の予想です。

寒さで体調を崩さないよう、お気をつけください。

空気が乾燥 インフルエンザに注意

湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。

① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。

② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。

③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。

④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。

それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。

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