人との出会いにおいて、第一印象はとても大切です。相手との関係性を深めていくうえで判断するポイントはさまざまありますが、まずははじめに見たときの印象でその人のイメージを大方決めてしまう人も少なくないでしょう。
しかし、はじめの印象とは違う一面が見えたりすることで、実はこんな人だったんだと驚いたり、相手をもっと深く知り、その人が持つ魅力に惹かれていくこともあるはずです。そんな見た目とのギャップの面白さを取り入れた漫画「家にやってきた父親が明らかに凶悪すぎる」がX(旧Twitter)に投稿され、406万件以上のインプレッションを獲得し注目を集めています。
同作は、母親に紹介された新しい父親とのエピソードを子ども視点で描いた作品です。ある日突然、息子であるリュウに「会ってほしい人がいる」と告げ、母親がひとりの男性を自宅に連れてきます。そこで紹介されたのは、ド派手な金髪にピアスをつけ額の横には傷まであるとてもコワモテな男性だったのです。
その見た目から「コイツは絶対ヤバい!!」と、一瞬怯えるリュウでした。しかし話してみると、とても優しく母や周りの人々を気遣い大切にできる人だとわかり、打ち解けていく様子が描かれています。
読者からも見た目とのギャップがありすぎたあまり、「これは人を見た目で判断しちゃいけないいい例だね」「なんでこんなにいい奴なのか気になる!」など、コメントがいくつも寄せられています。そこで、作者の横山了一さんに同作誕生のきっかけや反響などについて話を伺いました。
ー本作を思いついたきっかけは何だったのでしょうか?
数年前Xで「見た目に反して実は優しい」といったキャラクターがなんとなく流行っていたので、自分なりにそのあたりのジャンルを狙った感じです。実際にとても好評をいただきました。
ー「どちらかの家庭が崩壊する漫画」や「戦国コミケ」も同作と同様にギャップが楽しい作品ですが、これらの作品作りで大事にしているポイントがあればお聞かせください。
キャラクターに相反する要素を入れつつも、読者にどこか愛されるところを作るようにしています。性格がただエキセントリックなだけでも共感は得られないと思いますので…
ーさまざまな漫画の投稿が話題となっていますが、周りからの反響などはいかがでしょうか?
最近は「どちらかが〇〇」シリーズが好評なので、いろいろと展開しております。ジャンル的に少し不穏な方が受けが良いですね(笑)。
ー最後に読者へのメッセージをお願いします。
各SNSやブログの方でいろいろな作品を載せておりますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
<横山了一さん 関連情報>
▽X(旧Twitter)
https://x.com/yokoyama_bancho
▽ブログ
https://t.co/Nwl5pjVSpu
▽「家にやってきた父親が明らかに凶悪すぎる」のつづき(Kindle版)
https://amzn.to/49qmSRH