今日7日は次第に冬型の気圧配置となり、西回りで寒気が流入。最高気温は西日本ほど平年を下回り、朝より昼間の方が気温が下がっている所も。一方で関東や東北では3月並みに。週末にかけて更に強い寒気が流れ込むため、朝は軒並み氷点下の冷え込み。日中も凍える寒さに。
今日7日 西回りで寒気 西日本ほど雪や風で凍える寒さ
今日7日は冬型の気圧配置に変わり、西回りで寒気が流れ込んでいます。
気象庁の推計気象分布によると、寒気が流れ込んでいる西日本では近畿や中国地方、四国や紀伊半島の一部で白くなっており、雪のエリアが広がっているとみられます。
今日7日の最高気温は、西日本ほど平年を下回り、朝より昼間の方が気温が下がった所もありました。広島市では午前3時までの最高気温は、未明に観測された7.2℃でしたが、午後3時の天気は「雪」、気温は4.2℃。西から北西の風も強まり、凍えるような寒さとなりました。
なお、今日7日午後3時までに、神戸、大分、高松で初雪が観測されました。
一方で東京都心は12.9℃、仙台市では11.5℃、青森市は6.0℃と、関東や東北ではこの時期としては暖かく、3月並みの気温となりました。
3連休にかけて寒さ厳しく 東京は12日は5℃予想
週末にかけては、9日をピークにこの冬一番の強い寒気が日本列島を覆うでしょう。全国的に週末にかけて日に日に寒さが厳しくなります。西日本ほど寒気の影響を受けやすく、平年を大幅に下回る日が続くでしょう。
最高気温は、9日は福岡市で4℃どまり、週末にかけて大阪市や名古屋市は8℃前後の日が続くでしょう。また、東京都心は9日にかけては10℃を超える見込みですが、10日は9℃となり、3連休中日の12日は5℃の予想です。場合によっては雪の降る可能性も出ています。
寒さだけでなく、雪の影響にも注意が必要です。
9日~全国的に氷が張るような冷え込み 西日本で氷点下
寒気が強まる9日以降、朝の冷え込みが厳しくなり、全国的に氷が張るほどの強い冷え込みとなるでしょう。10日の朝は九州から北海道まで軒並み氷点下の冷え込みとなりそうです。
北海道や東北をはじめ、本州の内陸部や標高の高い場所ほど、マイナス4℃を下回り、水道管が凍結するリスクも高まるでしょう。
外出の際は足元からしっかり寒さ対策を心がけて、家の中でも温度差が大きくならないように、ヒートショック対策を行ってください。
気温が下がりやすい脱衣所などは、できるだけ暖房器具の使用を心がけると良さそうです。