関東地方は、明日8日(水)から11日(土)にかけて、平野部を中心に冬晴れが続くでしょう。ただ、強烈な寒波が流入するため、この時期らしい寒さになりそうです。山沿いでは雪が降る所もあるでしょう。12日(日)から13日(月・成人の日)にかけては、平野部も含めて広く湿った雪や雨が降る可能性があります。12日(日)や13日(月・成人の日)は、成人式が行われる地域が多くなっています。今後の情報にご注意ください。
11日(土)にかけて 最強寒波流入 晴れても厳しい寒さに
11日(土)頃にかけて、日本付近は冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込むでしょう。関東の平野部は晴れますが、日中も空気は冷たいままです。最高気温は11℃前後の所が多く、真冬の寒さが続くでしょう。北部の山沿いでは雪が降り、積雪や路面が凍結するおそれがあります。車のスリップ事故や、転倒等に十分お気をつけください。
また、東京都心など晴れる地域は再び空気が乾燥し、体調を崩しやすくなります。もうすぐ大学入学共通テストもありますので、特に受験生は気温の変化と湿度に注意し、マスクの着用や手洗い、うがいなどを心がけましょう。
12日(日)~13日(月・成人の日) 関東の平野部含めて広く雪予報
12日(日)から13日(月・成人の日)にかけては、日本海と本州の南岸に低気圧が発生するでしょう。南岸低気圧が通過すると、東京都心など関東南部の平野部に雪をもたらすとされていますが、最新の予報では12日(日)から13日(月・成人の日)朝にかけて、関東の広い範囲で湿った雪が予想されています。まだ予報は大きくブレる可能性もありますが、雪にならなくてもまとまった雨が降りそうです。
次の三連休は成人式が行われる地域が多いようですが、雪や雨で路面が濡れると滑りやすく、草履やヒールだとより転倒のリスクが高まります。移動中だけでも長靴やスニーカーを履くなど、対策をしてください。また、雪が降ると交通機関に遅れが出ることもあります。式の開始時間に間に合うように、通常よりも早めの行動を心がけましょう。
成人式当日は寒さ対策も万全に
成人式当日は朝早くから出かけることが多く、冷え込みも厳しくなります。13日(月・成人の日)の最低気温は東京都心で0℃、内陸では氷点下の冷え込みになる所が多いでしょう。着物やスーツの下にヒートテックなどを着込んだり、カイロなどを使用したりするなどして、寒さ対策も万全に行ってください。