1月の北海道は気温の変動大に 体調管理や路面状態 落雪などに注意 1か月予報

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この先1か月の北海道は、平均気温が平年並みか高めの予想となっていますが、寒さの強まる時期、寒さの緩む時期が混在し、気温の変動が大きくなりそうです。体調を崩さないよう注意して下さい。また、路面状態が変わりやすくなり、寒さが緩むときには屋根からの落雪やなだれなどの事故も起こりやすくなるため、十分な注意が必要となります。

1週目(1月4日~10日) 引き続き寒い日が多い 低気圧の影響で荒れる日も?

今日2日、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。
1週目の北海道は冬型の気圧配置が強まりやすいため、日本海側では平年と比べて天気が崩れやすくなるでしょう。また、7日火曜日から8日水曜日は低気圧の影響で太平洋側やオホーツク海側でも広く雪が降り、低気圧の進路などによっては雪や風が強まる恐れもあるため、最新の気象情報に注意が必要です。

気温は全般に平年並みか低くなり、広い範囲で最高気温でも氷点下の真冬日となる日が多いでしょう。しかし、6日月曜日は一時的に寒さが緩み、道央から道南、道東で広くプラスの最高気温となる見込みです。仕事始めは足元に注意が必要になりそうです。

2週目(1月11日~17日) 気温高めの一週間 落雪やなだれに注意を

2週目は寒気の影響を受けづらくなるため、気温は平年より高めに経過するでしょう。特に11日頃からの約5日間が北海道で平年と比べてかなりの高温が予想されており、今日2日午後に札幌管区気象台から高温に関する早期天候情報も発表されました。
寒さが緩むことで、これまでに積もった雪が崩れやすくなるため、屋根からの落雪やなだれなどが起こりやすくなります。積雪が多くなっている地域では雪解けに伴う事故に十分注意して下さい。

また、寒気が入りづらくなる影響で、日本海側でも平年と比べて雪の降る日が少なくなる見込みです。そのため、積雪は一旦減る所が多くなりそうです。しかし、気温が平年より高いといっても、朝晩は氷点下の気温となるため、日中に解けた路面の雪が夜間に凍り、翌日日中に再び解けて夜間に凍りを繰り返し、路面がツルツルになる恐れがあります。スリップや転倒事故にも注意が必要になりそうです。

3~4週目(1月18日~31日) 一気に真冬が戻る 体調管理や急な大雪に注意

3週目から4週目は平年と同様の天気傾向が戻る見込みで、太平洋側は晴れる日が多い一方で、日本海側やオホーツク海側では雲が広がりやすく、雪の降る日も多くなるでしょう。また、気温も平年並みに戻る見込みです。

この頃になると、道内では平年の降雪量が一年の中で最も多く、平年の気温も一年で最も低くなる地域が増えてきます。2週目に一旦寒さが緩むことを考えると、急激に寒さが強まる印象があるかもしれません。体調を崩さないよう十分な注意が必要です。また、再び雪が強まり、積雪が一気に増える恐れもあるため、雪の降り方にも注意するようにして下さい。

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