日本海側で雪続く 青森県では積雪が平年の3倍以上も 雪の事故に注意

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今日4日も、北日本を中心とした冬型の気圧配置。北海道や東北の日本海側、北陸は断続的に雪で、積雪は平年の1.5倍から3倍の所も。正午の積雪は青森市と弘前市で114センチとなり、いずれも平年の3倍以上。弘前市では1月として1位の記録を更新。雪の事故にくれぐれも注意を。

積雪が平年の3倍以上も

今日4日も、北日本を中心とした冬型の気圧配置となっています。北海道や東北の日本海側、北陸は断続的に雪が降り、積雪が増え続けている所もあります。
正午の積雪は、青森市では114センチとなり平年の3倍以上となっているほか、同じ青森県の弘前市でも114センチとなっていて、1982年の統計開始以来、1月として1位の記録を更新しました。青森県では山沿いだけでなく、市街地でも除雪が追い付かないほどの大雪が続いています。
また、新潟県でも局地的に雪が強まっていて、柏崎市では一晩で一気に30センチ近く積雪が増えました。今夜にかけて北陸から北の日本海側は局地的に雪が強まるでしょう。

来週は寒波が長期滞在 さらなる大雪に警戒

明日5日日中はいったん冬型の気圧配置が緩むため、日本海側の雪の降り方は弱まるでしょう。除雪作業に取り組む際は、事故のないように十分ご注意ください。6日は前線や低気圧の通過で、九州から北海道まで広い範囲で雨が降り、西日本や東日本の山沿いや北日本では湿った雪が降るでしょう。

7日は強い冬型の気圧配置となり、しばらく寒波が長期滞在する見込みです。日本海側は広い範囲で雪が降り、多雪地では積雪がみるみる増えるでしょう。大雪による交通への影響などに注意が必要です。

北国は除雪が欠かせない大雪に

年末から年明けは度重なる寒波の影響で、各地で積雪が増えています。
上の写真は北海道旭川市の雪の様子です。元日から積雪はじわじわと増え続け、今日4日正午の時点では54センチとなっています。平年より少し多いレベルですが、除雪作業が欠かせない状況となっています。
雪の多い地域では、来週の寒波でさらに積雪が急増するでしょう。雪崩や落雪など、雪の事故に巻き込まれないように安全確認を行ってください。

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