子育てで大変だったこと 3位子どもの気分の変化、2位夜泣き、1位は「寝不足は当たり前」「努力しても叶わない」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

みなさんは、「子育てで大変だったこと」にはどのようなことがありましたか。不動産情報メディア『幸せおうち計画』を運営する株式会社AZWAY(東京都豊島区)が実施した調査によると、9割超の人が「子育ては大変だった」と回答し、具体的には「自分の時間がない」が1位となりました。

調査は、全国の20~60代以上の男女615人(女性500人、男性115人)を対象として、2024年8月〜9月の期間にインターネットで実施されました。なお、回答者の年代の内訳は20代11.4%、30代48.0%、40代27.3%、50代10.0%、60代以上3.3%となっています。

その結果、全体の93.7%が「子育ては大変だった」(それなりに大変だった59.7%、とても大変だった34.0%)と回答しました。これを男女別に見ると、男性のほうが「あまり大変ではなかった」と回答した割合がやや高かったものの、全体的な傾向に大きな変化は見られませんでした。

また、年代別では、20代は「とても大変だった」と回答した人が最も多く、子育て真っ只中のリアルな苦労が見て取れたものの、年齢を重ねるにつれて「とても大変だった」と回答する割合は減少しています。しかし、60代以上では再び「とても大変だった」と回答する割合が増加していることから、孫の世話をする年齢になり子育ての大変さを改めて実感した可能性がうかがえました。

さらに、子どもの人数別に分析すると、3人までは人数が増えるほど「とても大変だった」と回答する割合が増加した一方で、4人目になるとこの割合は減少傾向が見られ、上の子が下の子の面倒を見るなどの状況がうかがえました。

最後に、「子育てで大変だったこと」について聞いたところ、1位「自分の時間がない」(335票)、2位「夜泣き」(334票)、3位「子どもの気分の変化」(234人)という結果になりました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。

【1位:自分の時間がない】
▽子どもが生まれてから睡眠時間が少なくなり生活スタイルもガラッと変わった。これから子育てをする人はパートナーや周りに自分の気持ちを伝えるようにするといいと思う(20代女性)
▽自分が思ってる以上に、自分の時間や夫婦の時間がなくなります。寝不足は当たり前。寝たと思っても些細な物音ですぐ起きる、自分も寝ようとするとすぐ起こされる。子どもができる前に自分や夫婦の時間を沢山とっておくのがいいと思います(20代女性)
▽自分の時間を作ろうと努力しても叶わない事が多く残念に思いイライラします。必ず自分の時間を持つ事が出来る時が来るので今をストレス無く過ごす事を夫婦で助け合いこなす事を努力して下さい(40代男性)

【2位:夜泣き】
▽生まれたばかりの頃は夜泣きが大変で心も体もボロボロでしたが、2年もたてば収まりました。しかし、いつかは終わります。一生懸命に育てた子どもは親思いの子に育ちます(60代以上女性)
▽初めての育児は、ただでさえ不安なことばかりなのに、夜泣きや夜間授乳による寝不足が重なり、余計に精神的に辛くなりました。しかし、2人目の育児では、あまり変わらない状況でもかなり精神的には余裕ができました(30代女性)
▽夜泣きは上の子は1歳過ぎから5歳頃まで続き、毎日夜中にギャン泣きからのヒステリックに怒りだすというのを15分程していました。子育ては大変な場面が色々出てくると思いますが、小さなゴールは沢山あると思って頑張ってください(30代女性)

【3位:子どもの気分の変化】
▽子育ては親の言うことをまったく聞いてくれなくて大変な時期が長く続きます。変に親としての完璧を目指すと精神的にも肉体的にも疲れてしまうので、無理をせずにほどほどの親を目指すと良いと思います(40代男性)

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