誕生日前日に夫さんから「プレゼント何がいい?」 って聞かれ「ケーキ。あと晩ご飯を準備しなくていい権利」と返答した妻。高価なプレゼントをねだったわけでもない、そんなささやかな要望に対する返答が話題に…。
「俺の職場のパートさんたちは自分の誕生日に自分でケーキ買ってきて自分で晩ご飯準備してるよ。4人全員とも。そんなもんだよ。」との回答。「じゃあなんで聞いた?」と驚かずにはいられません。
夫婦での会話をThreadsで投稿したあやさん(@aya.8.hara)は「夫よ、たった4人のデータで世の中の主婦100%がそうだと言い切るのですか?本当にそうなのですか?私の心が狭いだけ?」と自問します。
そして「スレッズの皆様、教えてください」と問いかけました。
この投稿に1000以上のコメントが!
「他所様の奥さんがどうとかは関係ないです、主さんが!あなたの奥さんが!望んでる誕生日を過ごさせてあげてよ」「なぜ聞いたのだろう」「主様、心狭くないです!」「高いバッグやアクセサリーや旅行を望んだわけでもないのにっっ…」「聞いておきながらその返答は…泣けてくる」と同感の声ばかりがたくさん寄せられました。
あやさんに夫さんの性格や夫婦間のパワーバランスについて話をお聞きしました。
「結婚してから夫の考えを知り…」
――夫さんからそのように言われどのように返しましたか?
「予想外の返答だったので、その場では言い返せなかったです。『ふぇ〜い…(´ε` )…』みたいな『はい』で返事して終わりました」
――結局、誕生日当日はどのように?
「昼過ぎに夫から『晩ご飯は作らなくていいから、子供とのお風呂を済ませておいて』とLINEをもらいました。ケーキと晩ご飯にピザとお惣菜を買ってきてくれたので、親子3人で誕生日パーティーしました」
――夫さん誕生日リクエスト叶えてくれたんですね!今までの誕生日はどうでしたか?
「だいたい週末にケーキとお惣菜を買って、おうちパーティーをしていました。誕生日にレストランで外食とかはしたことないです。これまでは、プレゼントは何がいいの?って、だいたいちょっと前に聞いてきてくれたので、1万円前後の物をリクエストしていました。高すぎても却下なので」
――今年はなぜこのリクエストを?
「今回は事前にではなく、前日の夜でしたし、ちょうどいいリクエストが思い浮かばなかったのもあります。すぐに叶えられるのと、何もしなくていい日が欲しかったので、あのように伝えました。ちなみに、ここ最近で本当に1番欲しいパソコンは、買ってくれないだろうなと思い、すでに自分で買っていました」
――夫さんはどのような性格でしょうか?
「慎重派ですね。子育てにおいては子供の面倒を良く見てくれますし一緒によく遊んでいます。週末はどこかにお出かけに連れていってくれたりと、優しい面もあります。ただ反面、ちょっと亭主関白なところがありますね」
――なるほど。妻の在り方について夫さんはどのような考えなんでしょう?
「結婚してから知りましたけど、妻は家事を完璧にこなすべき、働くなら扶養内で、時短勤務して家事は全部するべき。と思っています。本人は無自覚なのですが、発言が時々モラルハラスメントを感じます」
――普段の家事育児の分担はどのような感じでしょうか?
「家事は9割が私のワンオペです。週末の晩ご飯は夫が作ってくれる時もたまにあります。食後のお皿を食洗機にかけるのも極たまにです。育児については、子供と遊ぶのは積極的ですが、準備や後片付けはしません。お風呂に入れてくれる時も、本当にお風呂にいれる「だけ」です。お風呂洗ってお湯ためて着替えの準備は私です」
ーーそんなときに思われるのは?
最近、とある人に「男を立てる振りして手のひらで転がしておけばいいのよ。九州の女はそれが得意なんだから」というアドバイスをもらいました。私も九州出身なので、これからはそんな対応も検討したいです。
もうちょっと家事もして欲しいと思いますが、私も大概手抜きしてるので強く言えません(笑)。これからも夫婦円満に過ごせたらいいなと思います」
◇ ◇
夫さんとしては家事を担っているつもりかもしれませんが、妻目線で見ると最初から最後まで終えてようやく家事であることを忘れてはいけません。
株式会社Antwayの行事食の準備に関する負担や工夫についての調査(※1)では、行事食の負担を感じるという人が64%。クリスマス、お正月についで家族の誕生日祝いが3位に。行事が負担に感じられる理由としては、「時間や手間がかかる」89%のほか、「料理そのものが好きではない」「片付けがない」といった理由も。
そこで、負担を降らすために「中食を利用する」62%、「外食にする」60%、「デリバリーや出前を利用する」45%もありました。祝われる本人に手間がかからないように、どうやって家族の誕生日を祝うか、どのようにすれば喜ばれるのか…踏まえて考えてみてはいかがでしょうか?
※1
行事食の準備に関する負担や工夫について
調査期間:2024年10月
調査対象者:子育て中の人
有効回答数:830名
調査方法:つくりおき.jpのお客様アンケート
つくりおき.jp/株式会社Antway調べ
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