「アンチヒーロー」で注目 17歳の近藤華 苦手は家族に演技を見られること!

石井 隼人 石井 隼人
オタク気質だという17歳、近藤華(撮影:石井隼人)
オタク気質だという17歳、近藤華(撮影:石井隼人)

宮沢りえとのCM共演や連続ドラマ「アンチヒーロー」出演で注目の17歳、近藤華。和製ホラー映画界の切り込み隊長・白石晃士監督が手掛ける「サユリ」(8月23日公開)で、自身初のホラー映画のヒロインを熱演する。俳優歴4年目の現役高校生だ。

出演作や露出が増える中、家族を相手に「解説そらし」という必殺技を編み出したらしい。その話、詳しく聞かせてもらえますか!?

いいサイクルで両立中

俳優生活と学生生活を上手に両立中。「一つのことだけに集中するのではなく、俳優の仕事をしながら学業にも専念するのは息抜きという意味でもいいサイクル。移動中に台本を読んだり、教科書を読んだり、交互にすることによってどちらも飽きがこない」とすっかり板についている。

クラスメイトからは「あの作品見たよ」と声をかけられることも。映画「サユリ」の情報もチェックしてくれているという。「私の友達にはホラー系が苦手な人が多いけれど、『頑張って見てみる!』と言ってくれます」とうれしそうだ。

家族も近藤の俳優活動を応援している。テレビドラマの場合は、居間のテレビで放映を家族全員で見守るそうだ。だが多感な時期の17歳。うれしい反面、恥ずかしさもある。そこで近藤が編み出したのが「解説そらし」。

秘技「解説そらし」とは?

「家族が応援してくれるのはうれしいけれど、自分が演じている姿を見られるのはすごく恥ずかしい。そんな時は私の演技から注意をそらすために解説を入れます。『この時のお弁当は美味しかった』『撮影現場の自然がきれいだった』などと撮影時のエピソードを聞かせて私の話に夢中にさせる。その話が終わるころには私の出演シーンも終わっているので、自分の演技を見られずに済みます」と秘技の詳細を教えてくれた。

しかしその秘技は映画館では通じないゾ。「両親に『サユリ』の話をしたら『映画館で必ず観る!』と言っているので…その時は一緒に鑑賞せずに逃げようと思います」と照れ笑いだ。

オタク気質な素顔

「サユリ」で自身が苦手ジャンルとするホラーに初挑戦。「演じたことのないジャンルはたくさんあるので、どんどん挑戦して成長していきたい気持ちは大きいです」と夢は広がるばかり。

17歳という年齢を活かして学園青春ものへの出演を希望。演じたいキャラクター像も具体的にある。

「主人公をサポートしたりアドバイスしたりする個性的な友人役。私自身がオタク気質で、大好きなアメリカのアニメ『アドベンチャー・タイム:遥か遠い世界で』を語り出したら止まりません。すべてのエピソードを最低2回は繰り返し見ていて、絵を見ただけでどんなストーリーなのか当てることができます。好きなことに一直線な性格を役に活かしてみたい」とプレゼンしてくれた。

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