オリンピック柔道最重量級の金メダリスト、3度の緊急手術「予期せぬ病気と闘っている」「祈ってます」「早く良くなって」

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2008年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの石井慧さん(37)がインスタグラムに病床で横たわる写真を投稿し、「予期せぬ病気と闘っている」と2週間で3度の緊急手術を受けたことを告白しました。

石井さんはベッドでさまざまな管につながれた状態であお向けになっており、英語のメッセージで「最悪の時期は乗り越えた。少しずつ良くなっている」と峠は越えたといい、「命を救ってくれた医師に感謝します。そして、何が起きても自分を支えてくれる皆さんに感謝します」と礼を述べました。

 石井慧さんは2008年北京五輪で頂点に立った後、総合格闘家へ転向し、デビュー戦の2009年大みそかに吉田秀彦戦で判定負けを喫しました。その後も格闘家として世界の頂点を目指し、エメリヤーエンコ・ヒョードルやミルコ・クロコップ、ジェロム・レ・バンナ、ヒース・ヒーリングらトップレベルのファイターと拳を交え、約14年間のプロ格闘家生活を終えていました。石井さんの金メダル以降、日本柔道の男子最重量級は五輪の頂点から遠ざかっています。

7月まで鍛えた肉体を披露し、ワイルドな姿をインスタグラムにも投稿していた石井慧さん。インスタグラム上では「祈ってます」「早く良くなって」とファンから心配するメッセージが寄せられていました。

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