さかなクンのあふれ出る愛に…文末が読めない!? 話題になったメッセージ「まるで信長の折檻状?」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

さかなクンの思いがあふれすぎたメッセージボードがSNS上で大きな注目を集めている。

「さかなクンさん、伝えたいことが溢れすぎて文字のペース配分がおかしくなっちゃってるの尊い」と件のメッセージボードを紹介したのは水族館ブロガー、お魚ライターのアルさん(@ALGA_RIUM)。

さかなクンが名誉駅長を務める渚の駅たてやま(千葉県館山市)に設置されたこのメッセージボード。

「"渚の駅"たてやま名誉駅長さかなクンでギョざいます。さかなクンギャラリーにお越しいただきまして心よりありがとうギョざいます」と展示物の説明や関係者への感謝などが綴られているのだが、思いがあふれ長くなり過ぎたのか、冒頭と文末で文字のサイズに大きな違いが…。

アルさんにお話を聞いた。

ーーこちらのメッセージボードをご覧になって。

アル:恥ずかしながら無知で、文中に出てくる大堀水心先生(故人、魚類や水生生物の剥製製作者)のことをこの施設を訪れるまで知らなかったのですが、このボードのおかげで知ることができました。

ーー"渚の駅"たてやまについては

アル:"渚の駅"たてやまという施設自体も、名誉館長を務めるさかなクンさんの描かれたイラストや観察ノートなどがたくさん展示され、随所にさかなクンさんの魚への愛、館山の海への愛があふれるすばらしい施設でした。大堀水心さんはかつて、神奈川県の葉山に「水心堂」という剥製の展示館を持たれていたそうですが、そこで展示されていた剥製たちがこうして今でも館山で展示されていることに、魚を愛する方同士の不思議なご縁を感じました。

ーー投稿が反響を呼びました。

アル:私はただ気まぐれにメッセージボードの写真を撮影して投稿しただけなので、反響にびっくりしています。何よりさかなクンさんの魅力と人柄がにじみ出たメッセージのおかげと思います。もし、投稿がきっかけで館山市や"渚の駅"たてやまの水族館に足を運ばれる方がいらっしゃればこれ以上の喜びはありません!

また、「信長の書いた手紙みたい」(※織田信長が重臣・佐久間信盛を追放するにあたり突きつけた折檻状)というリプライや引用リポストが非常に多かったです。
なるほどなぁと思いました(笑)。

◇ ◇

さかなクンのいかにも情熱あふれるキャラクターにふさわしいこのメッセージボード。ご興味ある方はぜひ渚の駅たてやまに足を運んでいただきたい。

アルさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/ALGA_RIUM
ブログ「水族館で、魚を撮ろう。」:https://ra-aquarium.com

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