洗車方法に要注意!!気になるクルマの黄砂・花粉汚れ→放置するとキズやシミ、腐食の原因に… NGポイントと効果的な方法をプロに聞いた

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

黄砂と花粉を落とす時のNG行為

いざクルマを使う時に黄砂や花粉の汚れが目立つと、すぐに汚れを落としたくなるものです。しかし、以下でご紹介する行為はクルマにキズをつけたり、洗車の効果を下げたりするので控えましょう。

▽いきなり洗車機で洗う

ガソリンスタンドの機械洗車は短時間で汚れを落とすことができ、シャンプー液などのグッズも不要です。しかし洗車機は水圧やブラシの擦る力が強すぎるため、黄砂や花粉の汚れが固着していると傷つくリスクが高くなります。

また機械だからこそ汚れを考慮した洗車ができず、洗い残しが生じる可能性もあります。

▽水洗いせずにボディを擦る

黄砂や花粉の汚れは、水圧で落とすことが原則です。いきなり布で拭いたり、少量の水だけで擦ればキズの原因になります。

▽風の強い日に洗車をする

風の強い日は黄砂や花粉の飛散量が多く、洗車をしている間にも黄砂や花粉が付着してしまいます。洗車は風のない曇った日に行うと、風や日光による影響を受けず、キレイに仕上がりやすいです。

付着防止対策や日常のケア方法

黄砂や花粉の飛散時期は小まめな洗車が大切ですが、全体的な付着量を減らせば手入れが楽になります。以下の3つからできる対策を考え、付着を防ぎましょう。

・カバーなどで車体を守る
・コーティングを施す
・小まめにモップで除去する

カーポートの設置やカバーの使用で、黄砂や花粉の付着量は大いに減少します。しかし、これらの対策は費用や手間がかかるのが難点です。コーティングも費用や手間、質のバランスを考えて業者に依頼するか、自分で作業するか考えましょう。

最も基本的で重要なのは、日々モップで黄砂や花粉を掃うことです。黄砂や花粉が固着する前にボディから取り除きましょう。黄砂や花粉に限らず、クルマのケアは日頃から小まめに行うことが重要です。

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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!

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