食事中「トイレ行ってくる」→アプリで出会った男性が30分以戻ってこず… 25歳受付嬢が語る食い逃げ被害

山脇 未菜美 山脇 未菜美

結婚相手との出会いにもつながる「マッチングアプリ」にまつわる食い逃げ被害が、SNS上で話題になっている。被害に遭ったのは、北海道在住でホテルのコンシュルジュをしている女性(25)。3月上旬、アプリで出会った男性と初デートで居酒屋へ行った時のこと。相手男性が「トイレに行ってくる」と言ったまま30分以上戻ってこず、お店の店員に「お連れ様は帰りましたよ」と告げられたという。同様の被害はよくあるようで―。

思わず趣味の投資に熱が入り…

マッチングアプリで人と会うのが初めてというX名・みくなさん(@ven1111111
)。ハイボールで乾杯。趣味を聞かれ、「野球観戦と投資です」と答えると、相手が「僕もオルカン積み立てています」と話題に乗ってくれたため、思わず投資へのギアが入った。

「オルカンと比べてSP500がーとか、NASDAQがーとか、日本株は三菱UFJがーとか、三菱商事がーとか、SBIがーとか、日本製鉄がーとか…勢いよく説明しちゃったんです」。相手がもっと教えてほしいと言ったため、「高配当がーとか、成長株がーとか…」と重ねた。すると、トイレに行ってしまったという。居酒屋に入って30 分が経った頃だった。

約1時間後、店員に相手が帰ったことを告げられると、「よく聞くやつじゃん、と思いました」とみくなさん。あえて投資の話をしたのは、相手のプロフィール欄に「NISA」と記載があったためだった。「1聞かれたら10答えるタイプなので、結果的に捲し立てるような状況になってしまったとも思います。でも、自分の飲食代を払わないことや後から連絡しないことは社会人として最低な行為です」と話す。

翌日はアプリで別の人と会ったが、教訓を生かして投資の話は封印。楽しい時間を過ごしたという。

Xに投稿すると、反響は続々。同様の被害を受けた人もおり、「マッチングアプリで彼女をゲットした身ですが、経験上、10人に1人が食い逃げタイプでした」「お店に入る前に用事思い出してほしいレベル」などの声が相次いだ。

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