「就職するなら都会!」は時代遅れ? UIターンを希望する学生が大幅増加「地元の良さが分かった」「家族と暮らしたい」

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株式会社学情(東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生384人を対象に「UIターン」についての調査を実施しました。その結果、「UIターンや地方での就職を希望」する学生が4割に迫り、コロナ初期の2020年より大きく増加したことが分かりました。また、UIターンを希望する理由は「家族と一緒に暮らしたい」が最も多かったそうです。

調査は、同社が運営するスカウト型就職サイト『あさがくナビ2024』への来訪者を対象として、2024年1月にインターネットで実施されました。

調査によると、全体の36.7%が「UIターンや地方での就職を希望する」と回答し、コロナ初期の2020年6月に実施した調査から14.9ptの増加となりました。

回答者からは、「大学で都会に出て、地元の良さが分かった」「実家の近くに住みたい」「地元に帰って実家から通える企業に就職したい」といった声が寄せられました。

また、「UIターンや地方での就職を希望する理由」を複数回答で答えてもらったところ、「家族と一緒に暮らしたいと思うから」(44.7%)が最多となったほか、「地元に貢献する仕事をしたいと思ったから」(42.6%)、「都市部よりも地方のほうが住みやすいから」(36.2%)といった回答が挙げられました。

さらに、「UIターンで希望する勤務地」についても複数回答で答えてもらったところ、「出身の都道府県」(72.3%)が圧倒的に最多となりました。次いで、「出身の都道府県に近く、求人の多い県」(36.2%)、「魅力的な求人のある地域」「首都圏へのアクセスが良い地域」(いずれも19.1%)が続く結果となりました。

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