妻を追い詰めていませんか?「夫源病」を引き起こす10の禁句 離婚カウンセラーが解説

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夫源病を治すには?夫ができることはある?

妻が夫源病になったとき、夫には何ができるのでしょうか。夫源病を治すためには、妻のストレスを取り除くことが不可欠です。そして、その原因が夫である以上、夫は自分の非を認めて改める必要があります。夫源病を治すためには、10の禁句を覚えておくとともに、以下の方法を試してみてください。

▽話し合いをする

まずは、妻がどのようなことに不満やストレスを感じているのかを夫婦間で共有しましょう。妻自身も、夫の何に不満を感じているのか理解できていない場合もあります。原因を突き止めることで、夫はどこを変えれば良いのか、それが可能かどうかなどが見えてくるでしょう。

ただし、夫と話し合うこと自体が妻のストレスになる場合もあるので、メールや手紙を利用するのもひとつの方法です。

▽プチ別居をする

夫源病の原因が分かっても、すぐに改善するのは難しいものです。妻の体調不良が深刻な場合は、数日~数週間ほど別居してみましょう。夫婦間の距離を置くことで、症状が改善されやすいのも夫源病の特徴です。

▽離婚を検討する

夫婦仲の修復ではなく、離婚を検討する道もあります。身についた習慣や性格を改めることは難しく、夫の言動を変えるより離婚した方が楽だと考える人も多くいるようです。夫源病を引き起こした原因がはっきり分からない、または夫婦仲の改善が難しい場合、妻の体調不良が重度な場合などは、離婚を視野に入れるのもやむを得ないでしょう。

夫源病の予防・改善のため10の禁句を覚えておこう

今回紹介した10の禁句は、妻の気持ちに寄り添っていれば本来は口から出ないはずの言葉です。夫が日頃から妻をいたわり、優しい言葉をかけるよう意識することで、夫源病は予防できるはずです。 

妻が夫源病かもしれないと感じている夫は、10の禁句を頭に入れ、自分の言動や妻の気持ちを振り返ってみることが大切です。また、夫源病の症状で悩んでいる妻は、まず夫に態度を改めてもらい夫婦関係を見直すことが必要でしょう。

ただ、「家庭」という密室で行われる会話や夫婦の関係には、「普通はこうだよね」という夫なり、妻なりの「普通」が通用しないことが多いです。 その夫婦にとっての「普通」の擦り合わせがうまく行かない場合、声の大きい方が「正義」となり、他方は「自分が悪いのだ、私の我慢が足りないのだ」と自責の念に駆られてしまうことがあります。これを夫婦2人だけの間で緩めていくことは本当に難しいことです。

夫婦の話し合いだけで解決できないときは、カウンセラーや弁護士、医師などの専門家にも相談してみてください。

◆三枝照子(さえぐさ・てるこ)夫婦カウンセラー/課題解決型マッチングメディア「リコ活」専門家

NPO日本家族問題相談連盟正会員/夫婦問題カウンセラー/プロコース修了。JADP認定メンタル心理カウンセラー。夫婦問題カウンセリングルーム「ティダテラス 」開設。 思いを持って、相談者様のお気持ちに寄り添い、話を聞き、その方に最適な解決志向をもって、カウンセリング、定評をいただいている。今のお悩みに応急措置をするだけでなく、将来にわたって、悩みが根本解決することを目指して、相談者様の心の問題や、家族との関係を考えながら伴走する。

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「リコ活」は、夫婦問題の課題解決型メディアです。夫婦関係のトラブルや離婚で悩む人に、専門家とのマッチングの場を提供するとともに、家族のカタチが多様化する時代にあわせた最新情報を発信しています。

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