能登半島地震の発生から1週間以上がたちますが、被災地では天候の悪化や気温低下による健康面への影響が懸念されています。冬場の避難生活に欠かせないのが「防寒対策」ですが、災害時は限られたものの中で工夫することがとても大切。冷えから身を守るためには、どのようにして過ごすと良いのでしょうか。地震や災害時の防災に役立つ情報を発信する警視庁災害対策課の公式Xアカウント(@MPD_bousai)では、避難生活の防寒対策として「即席ダウンジャケット」の作り方について紹介しているので、参考にしてみましょう。
防寒対策にもなる「即席ダウンジャケット」とは?
▽準備するもの:カッパ、輪ゴム、ゴミ袋、ネクタイなどの紐類、新聞紙
▽作り方
①カッパを羽織り、腰をネクタイなどの紐類で結ぶ
②両袖を輪ゴムで絞り、胸元や脇の下などカッパの内側へ丸めた新聞紙を入れる(背中にも入れると保温効果アップ)
…足が寒い時には、ゴミ袋の中に丸めた新聞紙を詰め込んで、そこに両足を入れると良いとのこと。また、段ボールなどを敷いた上に座ることで、床からの冷気をしのぐこともできるそうです。
投稿に対して、「新聞紙いるな…備蓄しておこう」「新聞紙はやっぱり役に立つ」などのコメントも寄せられています。たまった新聞紙を全て処分してしまうのではなく、いざという時に使えるよう自宅にストックしておくと良さそうです。
また、同アカウントでは、「懐中電灯とペットボトルをランタンのように使う方法」など、ためになる一工夫についても投稿しています。地震などの災害時に加えて、普段にも役立つアイデアを紹介しているので合わせてチェックしてみましょう。
▽出典:警視庁災害対策課 公式X/防寒対策に「即席ダウンジャケット」
https://twitter.com/MPD_bousai/status/1743150335160619022