車(エンジン)からカラカラ音がする…要因と対処法
カラカラ音の発生要因はオイル交換といったメンテナンス不良が考えられます。異音発生時にどうしたらよいのかを解説します。
▽走行中のエンジン異音が考えられる
カラカラ音はエンジン内部からのメカニカルノイズであることが多いです。その場合、アクセルの開閉やエンジン回転数に応じて音の周期や大きさが変わります。
カラカラといったエンジン異音の要因としてエンジンオイルが少ないまたは長期未交換、エンジン内部の部品の劣化または損傷が考えられます。
▽カラカラ音の対処法
車種によりますが一般的には、おおむね走行距離5000km前後を目処にエンジンオイル交換されているか確認します。大幅に交換目安の走行距離をオーバーしている場合は、エンジンオイルの交換を実施します。
また、それでも止まらない場合には問題のない範囲で粘度の高いエンジンオイルに交換することで音が消えることもあります。
もし、エンジンオイルが減っていた場合には、以下のような要因が考えられます。
・長期未交換によるオイル消費
・過走行によるエンジン部品の摩耗でオイル消費
・オイルメンテ不良によってエンジン部品の早期摩耗・劣化でオイル消費
・前回エンジンオイル交換時に規定量注入していない
整備をしているなかでの実感として、カラカラ音の発生はオイル交換のメンテナンス不良に起因するものがほとんどです。まれに、部品本体の不良が原因のこともあります。
また、ある程度のカラカラ音は正常範囲である可能性もあるので、気になった場合は早めに整備工場で診てもらうようにしましょう。