「ガストのトイレのこの仕組みいいね。手を洗ったあとにノブに触らずに済むんじゃ」のコメントと共に、6歳と3歳の子どもを育てる、いえもり&6歳と3歳 (@iewori、以下いえもり)さんが1枚の写真を投稿しました。
内開きの扉に設置されたバーのようなくぼみ、これまでのドアノブとはちょっと様子が違います。実は、そのくぼみに腕を引っ掛けて、ドアを開けるタイプ…つまり、手を洗った後、ドアノブに直接手を触れることなく、扉を開けることができるのです!
トイレのドアノブといえば、本当に手を洗って触っているのか、洗っていても手がビシャビシャの状態で濡れていたり…できれば触るのを避けたいことも。そんな状況もあり、「これは超グッドアイデア!」「もっと普及してほしい!!」「本当にありがたい」「今までありそうでなかった」と感嘆の声が多数上がっています。
ほかにも「靴で踏めるタイプだとなお嬉しい」「それが足元にあれば完璧」「袖とか手首が汚れるやん...」など、さまざまな意見が飛び交い、4.6万のいいねがつきました。
いえもりさんがこの仕組みに気づいたのは、つい最近ガストを利用した際だったと言います。「子どもたちの手を洗ってハンドドライヤーで乾かしたあとに気が付きました」といえもりさん。「ドタバタしながらやっと洗い終わったあと、子どもたちが自分でドアを開けたいと言われたので助かりました」と言います。「直接ドアノブに触れずにドアを開けられるのいいですよね、また利用したいと思います」といえもりさん。
それにしても、ガストのこの仕組みはいつごろから始まったのでしょう?
ガストを運営する株式会社すかいらーくホールディングスの広報室に話をお聞きしました。
「とても助かります」という声も
――いつからこの仕組みを?
「4回目の緊急事態宣言が明けた2021年10月からスタートしました」
――どうしてこの仕組みを?
「ノロウイルスやコロナウイルスなどの流行で、トイレで手を洗った後に取っ手に触れることを気にされるお客様が増えたことから導入いたしました」
――何店舗に導入されているのですか?
「すかいらーくグループ全体で現在500店以上でございます。ガスト以外にもバーミヤンやしゃぶ葉、ジョナサン、むさしの森珈琲などのブランドに導入しております」
――地域で導入率に差はありますか?
「全国の新店や業態転換の店舗、また店舗改装時に導入しておりますので、エリアに偏りはございません」
ーートイレのドアはすべてトイレ側に開く形状に統一されているんでしょうか?
「いえ、店舗のレイアウトによって店側に開くタイプのドアもあり、それぞれの店ごとに適切な方を選定しております。ですので、今後もこの仕組みは、トイレ側に開く店舗にのみ導入していく予定です」
――お客側からの反応は?
「お客様からは「とても助かります」といったお声を多くいただいております。今後も、新店や業態転換、店舗改装のタイミングにて導入を進めていく予定でございます」
ありそうでなかったこのちょっとした工夫が、これからも全国に拡充していくのってうれしいですよね!すかいらーくグループの店舗に行った際、ぜひトイレをチェックしてみてください。
すかいらーくグループは、2021年からネコ型の配膳ロボを導入するなど、次々と新しいことに挑戦しています。いえもりさんも、「トイレの仕組みとは別に、先日ネコ型の配膳ロボを初めて見ました。子供たちが大興奮でした!」と笑います。
時代に即して変化していくからこそ、世代を超えて愛されるのですね。今後の進化も楽しみにしたいです!
■いえもりさんX(旧Twitter) https://x.com/iewori
■すかいらーく公式HP https://www.skylark.co.jp/