「急いでいる時に限って…」飼い主の足の上でゆっくりおやつを味わうハムスター「困らせるとこも可愛い」「かわいいは正義」

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「これは人間が急いでいる時に限ってゆっくり菓子を召し上がるハムスター」

飼い主さんがあぐらをかいた足の上でおやつを味わうハムスターの写真がX(旧Twitter)で話題になりました。

投稿したのは、飼い主の「エンタ治療院」さん(@entachiryouin)。ハムスターは、同治療院の初代広報担当だった『とと美』ちゃん(雌)です。飼い主さんによると、写真は1歳10カ月で虹の橋を渡ったという、とと美ちゃんと暮らしていた頃に撮影した日常のひとコマとのこと。

出勤前に飼い主さんの足の上でおやつのお菓子をとと美ちゃんにあげたところ、ゆっくり味わっていて動きたくても動けない状態だったとか。そんな飼い主さんの戸惑う気持ちなどつゆ知らず…マイペースなとと美ちゃんにキュンキュンする人たちが続出しています。

「かわいいは正義だからしゃーない」

「時間止める魔法」
「ハムスターは人間の都合が分からない」
「かわいいは正義だからしゃーない」
「にんげん、ありがとう」
「困らせるとこも可愛い けいさんずくかな?」

多くの人たちの心をわしづかみにしたとと美ちゃん。この後、どうなった? 飼い主さんに聞いてみました。

飼い主が出勤前の朝、おやつをあげたら動けない! この後、どうなった?

――今は亡きハムスターのとと美ちゃんとの思い出の写真を投稿したんですね。

「はい。これはあまり時間のない出勤前に『とと美』に朝のごあいさつを兼ねておやつを差し上げたところ、こちらが思った以上にゆっくり喫食する様子です」

――ご出勤前ですか…。

「そうなんです。ご覧の通り人間はまだ部屋着で何も支度が出来てないまま時間だけが過ぎていくので焦りましたが、人間を”食卓テーブル”にしながら優雅に食と向き合う『とと美』の邪魔はできませんので食べ終わるのを待ちました」

――何とも優しい。この後は?

「きれいに食べ終わったかと思えば、人間の上でご丁寧に毛づくろいまで終わらせてから満足気に帰っていきました…」

――とと美ちゃんが降りるまで静かに見守ったと。いつも足の上に登ってくるんですか?

「一度試しに足の上に登らせておやつを差し上げたところ、人間に登ればおやつが振る舞われると気付いたのか、それ以降登ってくるようになりました」

――賢い! そんなとと美ちゃんですが、普段はどんなハムちゃんでしたか。

「とと美は警戒心が強いほうでしたが、ご飯を食べてる最中だけは頭をなでようが何しようが無反応で無防備な子でした」

――現在の広報担当さんは?

「二代目の広報担当は『とろ美』、1歳3カ月の女の子です。SNSを通じてエンタ治療院を広める活躍をしてくれております。普段、当院の広報担当ハムスターは治療院にはおらず、自宅にて在宅勤務をしております」

飼い主さんは、札幌市内で「エンタ治療院」を経営する整体師さん。広報担当は歴代ちっちゃくてかわいいハムスターさんたちだそうです。

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