揚げ物後のギトギト→洗うのが面倒で…主婦のズボラ術に絶賛の声「実家の母もやってる」「家で揚げ物するだけ立派」

宮前 晶子 宮前 晶子

「ズボラすぎて牛乳パックを揚げ物のバット代わりにしてるのうちだけ? 食洗機あるけど油ギトギトになるの嫌なんだ」

開いた牛乳パックにキッチンペーパーをのせただけ…自らのスボラっぷりを写真とともに明かした女性の投稿。非難が来るかと思いきや、「天才!」「牛乳パック再利用考えた事なかった!参考にします」「家で揚げ物するだけ立派」「主婦歴半世紀になる実家の母もやってる」などの声が。さらには、「これはむしろデキ主婦!! 本気のズボラ主婦は(私)牛乳パック洗って乾かして切ることをしない」との称賛も。

投稿したしんべヱのお母さん/4y+3m/タメ口さん(@SINBEEEnoMama 以下、しんべヱさん)に、投稿の件や家事への思いをうかがいました。

ただのズボラーなのに…「ほめてくれてうれしい」

ーーなぜ、この投稿を?

「我ながらズボラすぎて酷いなー。バットを洗うのが面倒くさいという理由だけで資源回収に出せるものを使ってしまってダメだなー。でも、そんなこと、リアルでは言えないし、キラキラしてる人が多いインスタにも乗せられない。X(旧Twitter)ならみんなの笑いのネタになるだろーという軽い気持ちでした」

――牛乳パック活用はいつからですか?

「私は自炊することが多くて、中学生くらいから肉や魚を切る際のまな板として活用してました。揚げ物が増えた結婚後、最初は廃油を捨てるために使っていたのですが、 ある日ふと“油が貫通しないわけだし、敷いてもいいか”と敷くようになったんです」

――活用歴、長いんですね!

「まな板やバット以外でも使ってますよ。唐揚げなどを作る際は、下味を漬け置きした袋から汁が漏れてしまうこともあるんですよね。そんな時に、袋の下に切り開いた牛乳パックを敷いたり、切り開いていない牛乳パックに袋を入れてボウル代わりにしたりします。肉に片栗粉つける時も重宝します。上半分を切った牛乳パックをボウル代わりにして、ホットケーキの生地を作り、そのままフライパンに流し込んで焼くことも。キャンプでもまな板として活躍するので、キャンプ前は溜め込んでます。

コメントをくださった方のアイデアに、“牛乳パックを薄く2枚に分けると毛羽立ちみたいになって、キッチンペーパーも必要なくなる”というものもありまして、これも以前はやっていたのですが、剥がすのが面倒で辞めました、笑」

――ほめ言葉や共感の声、多かったです。

「みんなそれぞれ忙しいし、家事にかかる時間は減らしたいんですよね。仲間がいた!と思いました。毎日ズボラに生きているので、“ズボラ・エコ・節約の一石三鳥”などとほめていただけて光栄です。“牛乳の臭いがつきそう”“資源回収に出したほうがいい”という批判的なコメントが来ると思っていましたが、そういうものはほとんどなくて…。

テレビ番組で牛乳パックの活用が紹介されていたというのを見かけて、それならズボラじゃなくてライフハックとして堂々と言えるなと思いました」

――他にもズボラならではのライフハックありそうです。

「子どもが1歳を過ぎてから教育に良くないかな?と思ってやめましたが、食器にラップを敷いてからご飯を盛って食べていたことも。こうするとカピカピにならないのでラクでしたし、1日1回食洗機を稼働させるだけでした。食器ラッピング術は、災害時も使えるので防災リュックにラップを入れています。私なりのズボラ術はたくさんありますが、インスタ投稿やリアルでは言いにくい。今回、X(旧twitter)で、皆さまにズボラじゃない、知恵だと励ましていただけて、本当にうれしいです」

『みんなでラクすればズボラじゃなく標準になる…』との言葉も飛び出た今回の投稿。「真似します」「その発想がなかった」という人たちもやるようになれば、標準になる日は近い?!

■しんべヱのお母さん/4y+3m/タメ口 @SINBEEEnoMama

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