近年、世界各地で問題になっているエコテロリズム。
エコテロリズムとは、一部の過激な環境保護団体が自らの主義主張をPRするためにおこなう破壊活動を指すが、今SNS上ではそのリアルな被害状況をおさめた映像が大きな注目を集めている。
「とんでもないタイミングでドイツに来てしまった… ベルリンのブランデンブルク門に行ったら、まさかの環境団体が塗料を吹きかけた後だった。。よく美術館で液体をかけたりしてるのニュースで見たけど実物を見る日がくるとは、、とにかくこれは許せない行為」と自身が撮影した映像を紹介したのはRYOさん(@ryojalan)。
歴史ある壁や石柱に、無残にも赤茶けた塗料を塗りたくられてしまったベルリンのブランデンブルク門。いったいなぜこんな愚行が環境保護のPRになると思うのだろうか…RYOさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「ブランデンブルグ門は砂岩でできてるから、塗料を落とすのは結構大変のはず。下手をすると完全には洗浄できない可能性だってあります。やってることはイスラム国が遺跡を破壊するのと変わりません。許せない!」
「仕事休みや貯金はたいたりしてやっと憧れの地に来てみたらペンキ塗りたくられて台無しにされてたら怒りこそすれ、その運動に誰一人賛同者なんか生まれないだろうに」
「この2日前はブランデンブルク門前やいろんなところで中絶反対運動をしていて、1日前は綺麗に何もなかったです。で、翌日これを見ました」
「色んな意味で環境破壊団体。。。」
など数々の怒りの声が寄せられている。
撮影した人に聞いた
RYOさんに話を聞いた。
ーー今回、ドイツを訪問したのは。
RYO:休暇中、ヨーロッパを周遊していて旅行で訪れました。
ーーブランデンブルグ門の惨状を知って。
RYO:ニュース記事で環境団体が塗料を塗ったと読みました。
ーー実際に門を見た印象は。
RYO:思っていたよりもたくさん塗られていてびっくりしました。きちんと元に戻せるか疑問です。歴史的に大事な場所を傷付けるのはとても残念だと思いました。
ーー投稿への反響について。
RYO:たくさん怒りの気持ちをシェアしてくださった方がいて、あらためて事件の重大さと関心度の高さを認識しました。
◇ ◇
ブランデンブルグ門を汚損した「最後の世代」のメンバーら14人はすでに当局によって拘束されているようだ。同様の行為を招かないためにも厳正な処分が求められる。
RYOさん関連情報
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