長距離ドライブで高速道路を利用する人も多いと思いますが、みなさんは渋滞情報が出ていたらどのように対処していますか。配偶者と子どもがおり、自家用車を運転することがある全国の20~69歳の男女1000人(男女各500人ずつ)に調査をしたところ、渋滞が10km以下では「ルート変更せずそのまま走行を続ける」、20km以上では「一般道に降りて走行を続ける」が最も多くなりました。
株式会社ホンダアクセス(埼玉県新座市)が2023年6月にインターネットで実施した、「家族での長距離ドライブに関する調査2023」のなかで聞きました。
まず、「高速道路の電光掲示板に渋滞情報が出ていた際の行動」を聞いたところ、渋滞の距離が5km、10kmでは「ルート変更せずそのまま走行を続ける」(5km:68.4%・10km:36.5%)、さらに、20km、30km、40kmでは「一般道に降りて走行を続ける」(20km:34.6%・30km:43.1%・40km:46.5%)が最も高くなりました。ちなみに、「渋滞の手前でSA・PAに入る(休憩・仮眠など)」という回答は渋滞が10km以上で約2割となっていました。
続いて、「片側3車線の高速道路が渋滞した場合、どのように走行することが最も多いですか」と聞いたところ、「ずっと真ん中の車線を走行する」(31.5%)が最も多く、次いで、「ずっと一番左側の車線を走行する」(23.3%)、「車線変更を繰り返しながら走行する」(22.9%)が続きました。
これを男女・年代別にみると、50代男性では「車線変更を繰り返しながら走行する」と「ずっと真ん中の車線を走行する」(いずれも27.0%)、20代と30代の女性では「ずっと一番左側の車線を走行する」(32.0%)が最も多くなっています。
また、「渋滞中の車内での過ごし方」について複数回答で答えてもらったところ、「おしゃべり・会話をする」(54.5%)、「音楽を聴く(スマホをカーオーディオにつなげて)」(44.6%)、「音楽を聴く(CDで)」(35.6%)、「TVを観る」(30.1%)、「ラジオを聴く」(22.5%)などが上位に挙げられたほか、「歌を歌う」(14.7%)、「しりとりをする」(11.7%)、「クイズ・なぞなぞをする」(8.4%)といった回答も見られました。
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【出典】
▽ホンダアクセス調べ