Twitter離れが進行中!? 約4割が「他SNSへの移行を検討した」→移行先には話題の「Threads」も

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

イーロン・マスク氏による買収以降、仕様変更が相次ぐTwitter。一方、メタ(米)は同社が運営するInstagramに付随するサービスとしてThreadsのサービスを開始して話題を集めています。そこで、Twitterを毎日利用する全国の10~60代以上の男女534人を対象に、「Twitterの利用状況」に関する調査をしたところ、「他SNSへの移行を検討」「既に移行先SNSを利用」している人は約4割であることが分かりました。

ナイル株式会社(東京都品川区)が、同社が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア『Appliv(アプリヴ)』にて2023年7月に実施した調査です。

調査によると、全体の94.0%が「現在でもTwitterを毎日利用している」と回答。なお、「Twitter以外のSNS利用時間」については、60.3%の人が「変わらない」と答えた一方で、29.0%の人が「増えた」(とても増えた:7.7%・まあまあ増えた:21.3%)と答えています。

また、「Twitterに対する満足度」については、25.7%の人が「不満」(少し不満:19.7%・かなり不満:6.0%)と回答しており、調査開始以降で最も高い結果となりました。

他方、「他SNSへの移行検討」を聞いたところ、「他SNSへの移行を検討したことがある」または「既に移行先SNSを利用している」と回答した人は全体の39.5%で、前回調査時から6.0pt増となっており、引き続き増加傾向にあるといいます。一方、「検討したことはない」と回答したのは46.3%と、こちらは前回調査から10.4pt減少し、過去最も少ない結果となりました。

同社は、「他SNSへの移行を検討する人が少しずつ増加し続けている状況から、徐々に『Twitter離れ』が進んでいると考えられます」とコメントしています。

また、「他SNSへの移行を検討した理由」としては、「サービスが有料化する可能性」(25.3%)が調査開始以降連続で最多となったほか、2位の「サービスが終了する可能性」(22.2%)」は、調査開始以来、初めて20%を超えています。3位の「新しい機能が使いづらい、好みではない」(15.7%)も前回調査時の8.1%からほぼ2倍となっており、7月1日以降の仕様変更が要因の1つと考えられるといいます。

さらに、他SNSへの移行を検討したことがある198人に対して、「移行先候補のSNS」を教えてもらったところ、1位「Instagram」(37.4%)、2位「LINE」(16.2%)』が上位を占めたほか、新興SNSの「Bluesky」や、Instagram版Twitterとして話題の「Threads(スレッズ)」(2.0%)も入っており、サービス開始直後から移行先候補として注目されていることがうかがえました。

7月1日(現地時間)には事前予告なしに一時的な閲覧制限が行われ、多くのユーザーに混乱を招きました。最後に、この「一時的な閲覧制限時の行動」を複数回答で答えてもらったところ、「サブアカウントで再度ログインした」(69人)、「ブラウザ版で利用した」(69人)、「TweetDeckを利用した」(53人)といった回答が上位に並びました。

なお、制限を回避しようと「何かしらの行動」を取った人は全体の29.1%で、そのうち20.0%が「Twitter Blueに加入した」(31人)と回答しており、有料でもTwitterを継続利用したいと考えるユーザーは一定数いることがうかがえます。その一方で、一時的な閲覧制限に対し「何もしていない」と回答した人は288人(53.9%)で、過半数を上回る結果となっていました。

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【出典】
▽Appliv(アプリヴ)
https://app-liv.jp/articles/142971/

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