Twitterからユーザーが引っ越す日が来たら…「もう置いてかないで」「ほら、行くよと手を引いて」 mixi過疎化の過去を背負った投稿が話題

中将 タカノリ 中将 タカノリ

社員の大量解雇、有料化の検討などイーロン・マスクによる経営改革で揺れるTwitter。そんな中、Twitter上ではmixi過疎化を体験したユーザーによる、ある投稿が大きな注目を集めている。

「俺は皆がmixiからFacebookやTwitterに移行した後も暫くそんな世間の動きに気付かず一人で日記を書いていて、ふと周りを見たら誰もいなくなっていたという辛い過去を背負っているので、もしまたTwitterから他の場所に移る時は『ほら、行くよ』って手を引っ張って連れて行って欲しい。もう置いてかないで」と投稿したのはささくれビリーさん(@SEKAI_ALLERGY)。

2000年代中頃には日本最大のSNSとして支配的な地位にあったものの、度重なる機能改変や他SNSの台頭により見る影もなく過疎化してしまったmixi。今は世界的なSNSとして君臨するTwitterもいつかmixiのようになってしまう日が来るのだろうか…。ささくれビリーさんの投稿に対し、Twitterユーザー達からは

「Twitterのつぎは何になるの…わたしも一緒に助けて……」
「ワイはYahooブログからの難民です。おのれヤホーめー」
「一生懸命みんなをMastodonに引っ張ろうとしてる垢がここにいます」
「何年ぶりかでmixi覗いたついでにサンシャイン牧場を覗いたんですけど、罪悪感が押し寄せてきてそっ閉じしました。」
「わかりみ。Twitterって聞いたことあるけど何だか怖いなって思ってmixi続けてたら、マイミクの日記更新がどんどん減っていって、最終ログインも1ヶ月以上前になっていって…ビクビクしながらTwitter始めたら、元マイミクが割といて泣いた。」

など数々の共感の声が寄せられている。

ささくれビリーさんにお話をうかがってみた。

ーー気付いたらmixiが過疎化していた時のご感想をあらためてお聞かせください。

ささくれビリー:元々、何百人もマイミクがいるようなアカウントでもなく少人数で日記を書いては読み合うなんて使い方をしていたので、余計に視野が狭く周りの動向に気が向かなかったんですよね。日に日に日記に対するコメント数が減っていき、マイミクの動きも少なくなり、気が付いたら自分だけアクティブなまま、もう中身がいなくなったマイミクの抜け殻に囲まれて一人ぼっちでした。寂しかったですね。

ーー現在、イーロン・マスクによる改革が話題になっていますが、Twitterにもいつかmixiのようになってしまう日が来ると思われますか?

ささくれビリー:どうなんですかね…自分の周りでも有料化したらTwitter辞めるなんて声も結構聞くので、まだどんな風にTwitterが変わって行くのか具体的に分からないのですが、過疎化してしまう事もあるかもしれないですね。

ーーこれまでのコメントや反響へのご感想をお聞かせください。

ささくれビリー:今回のツイートに沢山の共感をいただいて嬉しいかぎりです。全員にリプライを返せてはいませんが、全部読んでます。感謝しています。

◇ ◇

イーロン・マスクによる改革が吉と出るか凶と出るか…今後のTwitterの動向に注目したい。

なお今回の話題を提供してくれたささくれビリーさんは現在、ウェブショップ「Necro pop」で自作のイラストやTシャツ等のグッズを販売中。ポップな中に絶妙なロックみ、サブカルみを感じる素敵なアイテムばかりなので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

ささくれビリーさん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/SEKAI_ALLERGY
ウェブショップ「Necro pop」:https://suzuri.jp/Necro-pop

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