「実家の近くに引っ越したら伝えてないのに、犬にバレとるのが不思議なんだけど」ーー。そんなコメントとともにThreadsへ投稿された1枚の写真が、注目を集めています。
写真に写っているのは、実家のベランダからこちらを見つめる、白い「サクマ」くん(1歳・男の子)と、茶色い「テンマ」くん(1歳・男の子)です。
一見すると、通りを行き交う人や車を眺めているようにも見えます。しかし、2匹の視線は、離れた場所からカメラを向ける投稿主さんへ一直線。遠目には小さく見えるほど距離があるにもかかわらず、しっかりとその存在に気づいているようです。
投稿には4.5万件を超える「いいね」が寄せられ、「あー!いたいた!」「拡大したらワンコ2匹めっちゃ見てた!」「見てるね。2匹で見てる」「首かしげてるのがいと愛しい」「出待ち姿を毎日見たい」など、写真の中に2匹を見つけて喜ぶ人が続出。
また、「絶対そうじゃね? あそこで何してんだ?」「家間違えたんかな?」「あいつ知ってるような気がするよな。誰だっけあいつ」など、まるで2匹が会話を交わしているかのようなアテレコも寄せられ、コメント欄は盛り上がりを見せています。
「バレとる」飼い主さんをドキッとさせた愛犬たち
飼い主のあきのり(@yara_wonderboy)さんによると、実家から直線距離で100メートル未満の場所へ引っ越したのは、今年4月のことでした。
ある日、実家には立ち寄らず、そのままアパートへ帰ろうとした飼い主さん。ふと実家の方を見ると、ベランダからサクマくんとテンマくんに見られていることに気づいたといいます。
「『バレとる』と、ドキッとして固まってしまいました(笑)。犬と暮らしているとわかるのですが、100メートル先くらいから飼い主の車の音に気づくんです。室内のケージに入っていて、外が見えない位置にいるにもかかわらず、家族が帰ってくるのを察してワンワン吠えることもあります。鼻も利きますが、耳もかなりいいのだと思います」
頭のキレるサクマくんと、のんびり屋のテンマくん
投稿主さんは、サクマくんとテンマくんが生後1カ月ほどのころから、週に数回実家を訪れて一緒に遊んできました。実家の近くへ引っ越してからは、ほぼ毎日のように顔を合わせているそうです。
「サクマは頭が良く、気性が荒い子です。テンマにマウントを取るように、毎日のようにけんかを仕掛けていますね。テンマが飼い主のベッドにいたり、一緒に遊んでいたりすると、『自分を差し置いて!』と訴えるように邪魔をします。ただ、テンマへの接し方を注意することはあるものの、基本的にはとてもお利口さん。食事にもこだわりがあり、あまり好きではないフードは器用によけて食べます」
一方、テンマくんは、サクマくんとは対照的なおっとりした性格です。
「自分の名前を理解できていないのでは? と思うこともあるほどです。サクマが怒られていると、自分も怒られていると思うのか、しゅんとしてしまいます。ただ、コマンドはしっかり理解していて、『ハウス!』と声をかけると、すぐにケージへ。犬らしい魅力にあふれた子だと思います」
大好きな人の姿や音を見逃さないサクマくんとテンマくん。ベランダから注がれたまっすぐな視線には、毎日会えるようになった家族への親しみがにじんでいるようでした。