「この甲冑を着て亡くなった人の怨念が…」→「俺、戦って絶命したっけ?」場が凍った「落語のオチ」みたいな理由に5万人が納得

はやかわ かな はやかわ かな

美術工芸品としても世界中から高い評価を受けている、日本古来の刀剣や甲冑、兜など。昨今の「刀剣ブーム」も相まって、収集や鑑賞だけでなく、コスプレとして身につけて楽しむ人も増えているそうです。

左近大夫☆浜次郎/左近少将★今若さん(@sakone_shogen)も、ご実家に伝わる南北朝時代の刀剣や、室町期に使われた古刀などを見て育ったことから、甲冑や平安貴族の装束などの魅力にハマった一人。装束甲冑コスプレイヤー「左近大夫☆浜次郎」として活動する傍ら、自らデザインやモデリングも手がけるVtuber「左近少将★今若」としても活動中です。

そんな装束甲冑レイヤー、左近大夫☆浜次郎さんが経験した「奇妙な体験談」がTwitterで大きな話題になりました。

「怨念が…」→「7年前にワイ戦って死んだ?」

「そういや一度知り合いのお店のイベントで甲冑貸した時、霊が見えると言う女性から急に『この甲冑を着て亡くなった人の怨念が見える…早く何とかしないと…』って言われたんだけど、『これ僕が3年前に川内の丸武産業って甲冑メーカーで注文した甲冑なんですけど…』って言ったら場が凍った思い出」

「ちなみにこの後、バツが悪そうな感じで回りの商品サッと見て、甲冑の解説してる間にいつの間にかしれっと帰ってた。もっとお話聞きたかったのに」

「この話自体、今から4年くらい前の話なので、(甲冑が)納品されたのがそれより3年前の2016年ですな!なんだろ…7年前にワイ戦って死んだっけ…」

「なんか『納品される前に職人さんが…』とか『3年までの間に何かあったのかもしれない』とか言ってる人いるけど、あ る わ け ね え だ ろ。これ作ってくれた丸武の職人さん知ってるし、納品されたその年からワイが着まくってるわ!」

「別にいるいないは我々に観測できない事象なのでいいけどさ、単純に持ち主の目の前や他人の目の前で頼まれてもないのにそんなこと言わない方がいいよって話だよね。少なくとも持ち主としては言われて気持ちの良いものではない…」

「ワイも心霊とかホラーとかオカルトは大好きだけど、それを利用して他人から金銭騙し取ったり、自分に依存させてこようとする輩はほんと好かん…」

甲冑が完成した頃…何の乱が?

左近大夫☆浜次郎さんが投稿した一連のツイートに対して、今回の甲冑を制作した甲冑工房「丸武産業」の公式アカウントも反応。丹精込めて制作した商品に「怨念が…」と、言われたことに戸惑う声をツイートしました。

「丹精込めて作ってはおりますが、怨念…?おんねんこめてました…???(宇宙猫顔)」

また、リプ欄にも多くの反響が寄せられました。

「嘘がバレた瞬間である」

「3年前…何の乱でしたっけ?」

「知らない間に誰かが勝手に装着して勝手に亡くなった上に甲冑だけが知らない間にもどっている…怖い」

「除霊とかの売り込み案件だったのかもしれないですね」

「とても怖い話だと思いました。夏がきましたね」

実戦で使用したことなどあるはずもない、現代製のオーダーメイド甲冑であり、所有者は生きている自分。にも関わらず、「この甲冑を着て亡くなった人」の「怨念がついている」と断定されてしまったという、矛盾……。

「怨念見るより品物見る目を養うべきだわ(笑)」という声も寄せられた今回の顛末について、甲冑の所有者、左近大夫☆浜次郎さんにお話を聞きました。

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