「飼育環境に難あり」ブリーダーから救出 心臓病を患っていた猫「この子しかいない」と決意したら、想像以上の”慣れ”にビックリ

渡辺 陽 渡辺 陽

ブリーダーに改善指導、レスキューに繋がる

つきみちゃん(生後7ヶ月・メス)は、ブリーダーのところで生まれた猫だった。環境省が制定する動物愛護管理法が改善されていく中で、それにそぐわない飼育環境だと行政から指導を受けたブリーダーだった。早急かつ著しい環境改善へ向けた指導が入ったことで、民間へのレスキュー依頼があったという。

大阪府在住の小柳さんは、猫を飼うのが夢で、一軒家を購入してペットを飼えるようになったので、猫を迎えようと思っていた。

「SNSでつきみの写真を見たのがきっかけでした。猫カフェにいると書いてあったので、この子に会いたいと思い、早速次の日に会いに行きました。心臓病を患っているということだったので少し驚きましたが、直接その子を見たらこの子しかいないと思いました。最初の印象はとても大人しくて、見た事ないぐらい美人だなと思いました」

お月様のような目をした猫

生後7ヶ月の時に、つきみちゃんは小柳さんのところに来た。家に来てすぐキャットタワーに登ったり家の中を歩き回ったりしていた。

「尻尾が上にピンと上がっていて、見るもの全てに興味深々。翌日には、私の寝ているベッドに入ってきて一緒に寝ました。思った以上に慣れるのが早くてビックリしました」

目がお月様みたいに黄色くて真ん丸だったので、つきみちゃんという名前にしたそうだ。

つきみちゃんはオンとオフがしっかりしている性格。家族の姿が見えなくなると、ニャーニャー鳴く寂しがり屋だ。

「好きなことは、ボールを追いかけて遊ぶことと、おやつを食べることです。私と夫はつきみにメロメロで、すっかりつきみ中心の生活になっています」

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