突如のピンポン、ドアを開けると…知らない新1年生の女の子 かわいいお願いに快諾「自分も迷わず力を貸してあげたい」

海川 まこと 海川 まこと

4月から新たに小学校に入学した子どもたちも、学校に慣れてきた頃かもしれません。しかし、登下校で不意にひとりになってしまった時は不安を感じてしまう子も少なくないでしょう。

そんな子どもの気持ちが伝わる「新1年生の帰り道」と題した漫画がX(旧Twitter)で公開され、話題になりました。

4月も終わりに近づいたある日の午後、作者であるさざなみさんのご自宅に、突如インターホンが鳴り響きます。「長女の帰宅時間にはまだ早いな」と不思議に思い、室内からドアモニターを確認するも人の姿は見えません。

「いたずらかな?」と思いつつもドアを開けてみると、そこにいたのはランドセルを背負った小さな女の子でした。入学したばかりの新1年生だと気づいたさざなみさんは「どうしたの?何か困ってる?」と、声を掛けます。

すると「あの、ひとりであるくのこわいからいっしょにあるいてください・・・」と、可愛らしいお願いをされ、快く引き受けるさざなみさん。通学路はのどかな田舎道であるはずなのに、なぜ女の子はこわかったのでしょうか。

このエピソードを最後まで読んだ人からは、「自分の気持を言葉にできた女の子も偉いし、女の子のお願いを受け止めてくれた作者さんも素敵」「地域の人と顔を合わせたり挨拶を交わしたり、普段からコミュニケーションを取っておくことって大切なんですね」など、多くの反響を集めました。

また、さざなみさんと同様に子どもを持つ人からは「自分も小学生の子を持つ親だが、子どもの登下校に不安を感じるときもある。でもこういう大人が近くにいると思うと安心できるし、自分も子どもから助けを求められたら迷わず力を貸してあげたいと思う」と、日頃から感じている不安や、さざなみさんの対応に称賛し自身も見習おうとする声も寄せられています。

作者のさざなみさんに当時の状況など、お話を聞いてみました。

ーこの女の子は、なぜさざなみさんに声をかけたと思われますか?

「我が家には小学生の娘がいるので、登下校の時間になると玄関の外に出て草抜きや水やりなどをしながら見守っています。そのとき家の前を通っていく子どもたちは挨拶をしてくれるので、おそらくその中に女の子もいたのでしょう」

ーこのご時世、知らない子どもを連れて歩いていると周囲の人に不審がられる可能性もありますが、そういった不安はありませんでしたか?

「私は地方に住んでいるので、都会とは感覚が違うところがあるかもしれません。女の子が歩いていく方向から、同じ町内の子だとわかりました。

また、私が付き添っていて何か尋ねられても、ある程度顔見知りが多いため、〇〇家の〇〇ですと名乗れば通じますし、すぐに説明ができると思いました。

新1年生が歩く時期になると、近所の人はみんな畑仕事や家の用事をしながら、さりげなく見守ってくれています」

ー女の子のご両親とお話する機会はありましたか?

「参観日の日に、お母さんとおばあちゃんが挨拶に来てくれました」

ー今回のように子どもからお願いをされた場合、今後も同じように対応されますか?

「そのときの状況を見て、子どもにとって必要な手助けができる大人でありたいと思います」

   ◇   ◇

さざなみさんと女の子は今でも笑顔で挨拶を交わすことがあるといい、その関係性の良さが伺えます。おそらくさざなみさんに助けてもらったことは、ずっと記憶に残り続けるはず。女の子もいつかきっと、困っている人に迷わず手を差し伸べられる大人になってくれることでしょう。

▽さざなみさんX(旧Twitter)
https://x.com/3MshXcteuuT241U

▽さざなみさんInstagram
https://www.instagram.com/sizuqphi?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==

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