倒れた飼い主を犬が助ける、といったニュースがしばしば話題になります。しかし、小説家のまさまさ(猫)(@nyanyanya0902)さんちで暮らす「猫」たちの反応は、やはり犬とはまったく違っていました。
「階段で転けた僕の様子を見に来た」とつぶやき、まさまさ(猫)さんがTwitterに投稿したのは、飼い主が転けた現場にわらわらと集まってきた愛猫、ちくわちゃんとマリさんの写真。わんこのように助けるわけでもなく、可愛い顔でただ見つめているだけの2匹の様子に、爆笑のリプライが寄せられました。
にゃんだ?にゃんだ?
「何だ?何だ?」
「えっ!? なんしとん?的な表情が可愛い♡」
「転んだ体勢のまま撮影しているところを想像して思わず笑ってしまいました」
とりあえずやって来たものの、可愛い顔でただ見ているだけの愛猫について、「助けて!助けて!と叫ぶ僕をただ眺めていましたね(笑)」「見てないで助けて欲しい」と、ツイートしていたまさまささん。
真っ先に現場にやってきた6歳になるちくわちゃんと、ドアの隙間から現場を覗き込んでいた16歳になるマリさんについて、お話を聞きました。
転けた時の音で集まって来ました
ーー階段で転ばれたそうですが、お怪我はなかったですか?
「普通に足を滑らせたのが原因で転けました。怪我はありませんでした」
ーーちくわちゃんとマリさんはどんなタイミングで現場にやって来たのですか?
「転けた時の大きな音を聞いて集まって来ました。痛くて動けない僕をじっと見てたのでつい、いつもの癖で撮影してしまいました」
ーーこの時、まさまささんのお家にいるもう1匹の猫ちゃん、7歳になるミーコさんはどこに…?
「ミーコさんはおばあちゃんの部屋で寝ておりました」
ーーちくわちゃんとマリさんは、転けたまさまささんを助けるために集まったのですか?
「野次馬ですね(笑)。助けて、と呼びかけてもただ見てるだけでした」
◇ ◇
大きな音を聞きつけて集まったものの、助けるわけでもなく、ただ見てるだけ。ちょっぴり切ないけれど、何もしないところもまた「猫」の魅力なのかもしれません。