「寝て起きたら娘がいなかったときのサスケがこちらです」と投稿された1枚の写真が話題です。
写っているのは10歳のオス猫、サスケくんです。なんだか絶望しているかのような、世の不条理を嘆いているかのような、なんともいえない切なげな表情をしています。
写真を投稿したのは、4匹のネコたちと一緒に暮らすみふゆ(三冬)(@mifuyu_916、以下みふゆ)さんです。
春に大学に入学し、一人暮らしを始めた大好きな娘さんが実家に帰省したものの、再びアパートに帰ってしまったとサスケくんが悟った時の写真とのこと。サスケくんと娘さんは相思相愛の仲。まだ幼かったサスケくんを親のような愛情をもって10年間お世話をした娘さんが、この春に巣立ちました。涙涙の別れのあと、初めての帰省でした。
再会を喜んだのもつかの間、またいなくなってしまった…。サスケくんの「あれ?いない…なんで……」の声が聞こえてきそうです。リプライにも「切ない」「しょんぼりオーラというか、まさに放心状態(T_T)」「せつないしか、出てこない」「悲しみ…」と同情の声が相次ぎ1.6万のいいねがつきました。
みふゆさんにサスケくんと娘さんの関係について話をお聞きしました。
「一緒に探しに行ってくれ…という訴えも」
――この時の状況を教えてください
「3月末に家を出た娘が帰省して、アパートに帰っていく日のことです。わたしが車で娘を送って帰ってきたら、ちょうどサスケが起きてきて、てっきり娘も一緒に帰ってきたのだと思ったらわたしだけだったのでがっかりしたようです」
――このあとのサスケくんは?
「しばらくしてまた寝ました(笑)。でも娘が帰ってしまってから数日後、サスケから“(娘の部屋がある)2階を見てきたけど娘がいなかったんで一緒に探しに行ってくれ”というような訴えが…(笑)。納得するかなと思って一緒に見に行ったら、やっぱり娘がいなくて…なんだかさみしそうな表情をしていました」
――娘さんが帰省された時のサスケくんのリアクションを教えてください
「べたべたとくっついてまとわりついて甘えていました。実質離れていたのは10日間なんですが、毎日一緒に生活していた存在がいないのはやはりさみしかったようですね」
ーー娘さんはいかがでしたか?
「娘も帰省して1時間の間に30回くらい“サスケ~”って呼んでました(笑)。アパートに帰る前にも念入りにサスケを吸っていて、別れ際はやはり泣いてましたね」
――娘さんがお引っ越しされてからサスケくんの生活や行動になにか変化はありましたか?
「娘がいるときもいないときも、娘の部屋にいることが多かったのですが、今はほとんど行きません。リビングにいることが多いです」
――娘さんとサスケくんの関係性は今後どのようになりそうでしょうか
「娘のアパートもそれほど遠くないので、サスケに会いたくてちょくちょく帰ってきそうです。次はGWくらいかなと思っています。あまり期間空いてないですね(笑)」
2人の関係を隣でずっと見てきたみふゆさん曰く「サスケにとっての娘は“いつもいる人”から“たまに帰ってくる人”だとだんだんわかってくるのかなと思います」。
たとえ会えない期間が長くなったとしても「娘が帰ってきたら、今までと同様にサスケは全力で甘えますね、きっと」とみふゆさんは笑います。 娘さんとサスケくんの関係は住む場所が違っても、この愛があればいつまでも変わらないですよね。
■みふゆさんTwitter https://twitter.com/mifuyu_916