【憧れの象徴?】タワーマンション、住んだことがある人の年収は「500~700万円」が最多 

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

多くの地域でタワーマンションが建設されている昨今ですが、どのくらいの年収の人が住んでいるのでしょうか。全国の10~60代以上の男女500人(女性 274人/男性 226人)に調査をしたところ、「年収500~700万円」の人が最多となりました。その一方で、「年収1000万円」の人では、3.5%に留まっていたそうです。

不動産情報サイト『幸せおうち計画』を運営する株式会社AZWAY(東京都豊島区)が、「タワーマンションに住んだ経験の有無に関する調査」と題して2023年4月にインターネットで実施した調査です。

調査によると、「タワーマンションに住んだことがある」という人は500人中13人(2.6%)となり居住経験のない人が圧倒的多数となりました。これを年収別にみると、「年収500~700万円」(8.3%)が最も多く、「年収1000万円」では3.5%でした。

また、「タワーマンションに住んでみたい」と答えた人は500人中116人となり、こちらも否定派が多数となっています。

回答者からは、「ワンランク上の上質な生活ができそう」(30代女性)、「セキュリティ面がしっかりしている」(30代男性)といった声が寄せられた一方で、「管理費が高そう。災害時、避難するときに時間がかかりそう」(30代女性)、「改修工事が通常マンションよりも困難」(40代男性)といったデメリットに関する声も寄せられました。

「タワーマンションに住んでみたい」と答えた人の割合を年収別にみると、一番多かったのは「年収1000万円以上」で32.1%。一方、最も少なかったのは「年収700~1000万円」で、16.7%という結果になり、タワーマンションに住んでいる人が多かった「年収500~700万円」(20.8%)よりも4.1pt低い結果となっています。

最後に、広さは全て同じという条件で「魅力を感じる住まい」を5つの選択肢の中から選んでもらったところ、1位は「地方都市の一軒家」(165人)でした。次いで、2位「一都三県の一軒家」(125人)、3位「都心のタワーマンション」(89人)という結果になり、アクセスの良い地域にある一軒家の人気が高いことがうかがえました。

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