6・7月放送のNHK「みんなのうた」に、人気レゲエグループ湘南乃風が初登場。父親から子供に向けた素直な気持ちをストレートに表現した応援歌…なのですが、アニメーションで描かれる父親がどれも度を越したマッチョであることが、別の意味で話題になっています。
湘南乃風「君に」。公式サイトでは「子供たちや親御さんはもちろん、壁にぶつかって思い悩んでいる全ての人の背中を押してくれる歌詞に曲調。湘南乃風らしいまっすぐで力強い楽曲に仕上がっています」と魅力を紹介。一方、Twitterなどでは「マッチョが次々と現れて歌が全然頭に入ってこない」「曲が良くて画面見たらコレ笑」「良い歌だけど何が何だかわからなかった」など、曲の良さと映像のギャップに対する困惑の声と笑いが渦巻いています。
アニメを手掛けたのは青木純さん。話題作「ポプテピピック」などで知られる映像作家、アニメーターです。公式サイトに掲載されている青木さんのコメントは次の通り。
「初めにこの曲を聴いて強く感じたのは、父親たるもの我が子を優しく守り、励まし、時に厳しく導く存在でありたい…自分自身も子を持つ父親として身に覚えのあるアツい気持ちです。そんな男の自意識を過剰にカッコ良くムキムキマッチョな父親たちの姿で表現してみました。困難に立ち向かう子どもたちを勇気付けたい、そしてそれと同じくらいその背中を支える父親たちを励ましたい。そんな気持ちを乗せて作ったアニメーションです」
NHKは「青木純さんが手がけるアニメーションも、今回の楽曲に合わせた熱くまっすぐな映像になっております。どうぞお楽しみに」としています。