カエル混入の「丸亀シェイクうどん」、一部商品を販売休止 2回洗浄・殺菌、金属探知機、検品…16の製造工程も公表

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讃岐うどんチェーン店「丸亀製麺」が販売するテイクアウト用の新商品「丸亀シェイクうどん」にカエルが混入していたことを巡り、運営会社は25日、生野菜(サラダミックス)を使用する2つの商品の販売を当面、中止することを発表した。同社は「日頃ご利用いただいておりますお客様のお気持ちを最優先した」としている。ホームページには、サラダミックスの製造工程も公表した。

カエルの混入が発覚したのは、5月16日から販売していた新商品「丸亀シェイクうどん」の「ピリ辛担々サラダうどん」。長崎県諫早市の諫早店で21日に販売した商品に混入しており、購入客が申し出て発覚。SNS上でもカエルが商品に混入した画像が投稿・拡散。販売休止を続けるのは、サラダミックスを利用する「ピリ辛坦々サラダうどん」と「ごまだれサラダうどん」。

「お客様の気持ちを最優先」

丸亀製麺は、カエル混入の発覚後、生野菜を扱う取引先の工場の立ち入り検査を実施した。検品水準の向上を確認したといい、「今後もさらに品質管理を徹底し、再販に向けた検討を重ねてまいります」とした。

また、サラダミックスの製造過程も同時に発表。原体の受け入れから出荷までは16工程あり、保管、トリミング、洗浄、カット、2回の洗浄・殺菌、さらに洗浄・冷却、脱水、保管、混合、検品・計量、包装、金属探知機、さらに検品、冷蔵保管―という工程を組んでいるという。

丸亀シェイクうどんは、うどん、だし、具材が入ったカップ容器を、食べる寸前に振って食べられる。振るだけで手軽にうどんを味わえる新商品として話題になっていた。同社の発表によると、販売開始から3日間での累計販売数は21万食に上っていた。

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