2023年に行きたい!「お城ファンの”推し城”」ランキング 1位は「漆黒の現存天守が水堀に映えるお城」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

歴史ロマンや武将に思いを馳せることができる日本のお城。みなさんは推しのお城はありますか。株式会社東北新社(東京都港区)が運営するお城情報WEBメディア『城びと』は、このほど「2023年に行きたい!お城ファンの“推し城”20」を発表しました。その結果、黒色の現存天守が水堀に映える「松本城(長野県松本市)」が1位に選ばれました。

同ランキングは、2022年9月~12月の期間に、同サイトユーザーの男女1202人が日本100名城・続日本100名城の計202城の中から、「推し城」を1人2城投票した結果をまとめたもので、上位の結果とコメントは以下の通りとなりました。

▽2023年に行きたい!お城ファンの“推し城”20

【1位:松本城(長野県松本市)】

1位は、2年連続で「松本城」が獲得しました。黒色(下見板張り)を基調とした天守群は、北アルプスを背景にしても、水堀に映してもよく映えます。随所に白色(漆喰)の部分もあり、白と黒のコントラストが美しいお城となっています。

「漆黒の天守閣と周りの堀や赤橋、そしてアルプスの山々とのコントラストがサイコーでした」「今年、初めて登城しましたが、ひと目惚れしてしまいました。一度では見足りなくて2度登城!朝も夜も出掛けて、ずーっと見惚れてました」

【2位:姫路城(兵庫県姫路市)】

続く2位は、世界遺産にも登録されている「姫路城」。大天守と3つの小天守が見どころのほか、現存する櫓や城門など、遺構の数ではほかの城を圧倒しています。また、徳川家康の孫・千姫ゆかりの西の丸も必見です。

「どこにいても必ず城が見えて見守られている安心感と圧倒的な威圧感がたまらない」「関東に住んでいながら、4回ほど行っていますが、いつ行ってもお城に雄大さがあり、夜のライトアップや季節の情景に惹かれて何度も足を運んでしまいます」

【3位:犬山城(愛知県犬山市)】

3位には数々の戦国武将たちが奪い合った城として知られる、国宝・犬山城がランクイン。木曽川に沿った小高い山の上にそびえる姿は美しく、天守から望む木曽川の流れも格別です。

「城下の街並み、お城の立地、天守からの眺望、所有者変遷の経緯など、すべてが魅力的」「現存天守であるだけでなく、夕陽を浴びた断崖にあるお城をぜひ観ていただきたい」

   ◇  ◇

4位以下で注目は、「安土城」や「山中城」といった建物が残っていない山城も多数ランクインしているほか、「松江城」「岡城」などは前回の圏外からTOP20にランクアップしていました。それぞれのお城に寄せられたコメントを紹介します。

【4位:熊本城(熊本県熊本市)】

「戦争や震災を越えて、希望を与えてくれているお城だと思う」「加藤清正のやり過ぎ感のある縄張りに脱帽」

【8位:会津若松城(福島県会津若松市)】

「戊辰戦争時に1日3000発の砲弾を打たれながらも 耐え抜いたから。お城の姿を見るだけで泣けます」「数少ない赤瓦の天守の美しさ。雪景色の姿は日本一」

【9位:安土城(滋賀県近江八幡市)】

「妄想するだけで幸せになれる」「石垣しか残っていないのに、てっぺんの天守閣が見えるようで、壮大さを感じます」

【13位:山中城(静岡県三島市)】

「障子掘、畝堀の比類なき美しさと壮絶な戦いが繰り広げられたこととのギャップが感慨深い」「畝堀&障子堀と富士山のコラボは見事」

【15位:松江城(島根県松江市)】

「若武行列や武者と街歩きなどのイベントが本当に楽しい」「決して豪華ではないですが美しい城です」

【16位:名古屋城(愛知県名古屋市)】

「毎日イケメン武将さまが観光客のおもてなしをしてくれます。土日祝の演武と言われるパフォーマンスは絶対見るべし!」「再建された天守、古い時代の櫓、様々な形で今に存在するお城の在り方を見られるお城だと思います」

【20位:岡城(大分県竹田市)】

「城下町も含めて当時の雰囲気が色濃く残り、魅力に溢れている」「廃城感が素晴らしくまるで異世界に来たように感動した」

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