2人の男児を子育て中のお母さんに向けられた宅配業者からのメッセージが話題です。
1歳と2歳の男の子のお母さん「yukari」さんはある日、自宅のインターホン横に張り紙をしました。その日は注文していた荷物の到着予定日でした。
「いつも配達有難うございます。療養中の為置き配して頂きたいです」
実はお子さん2人が急なコロナ陽性のため、急きょ自宅療養に。yukariさんは付きっきりで看病を続けていたのです。
「荷物が届く時間帯は把握していましたが、対面受取荷物を置き配にお願いしたくインターホンの横に張り紙をしました」(yukariさん)
配達予定の時間が過ぎ、タイミングを見計らって玄関横に置かれた荷物を受け取りました。同時にポストを覗くと宅配便の「不在連絡票」が。yukariさんは思いがけない走り書きを見つけて驚きます。
「ドア前に置かせていただきました。おだいじにして下さい」
配送業務の忙しい中、気持ちだけは伝えたいと思ったのでしょうか。急いで文字を書き直したり、絵文字を使ったり、配達員さんのやさしい人柄が伝わってきます。
インターホン越しのやりとりではなかったため、配達員さんの背格好や性別などは分からなかったそうですが、yukariさんはたったひと言の「おだいじに」に心を揺さぶられました。
「人間関係が疎遠化し、孤独や孤立を感じる世の中で、このように温かい対応をして頂き、うれしかったです。長い期間の付き添いで疲れていたこともあり、配達員さんのメッセージで元気がもらえました。あくまでも配達先なのだから伝票を使って個人的なメモをするのは…と思われる方もおられるかと思いますが、気遣って細やかな配慮をしてくださり、うれしかったです」(yukariさん)
今ではお子さんたちもすっかり元気になり、ひと安心のyukariさん。配達員さんへあらためて伝えたいことがあるといいます。
「全国の配達員の皆さま、朝早くから遅くまで、暑い日も寒い日も、本当にありがとうございます。皆さまが大切な荷物を急な変更にも対応してていねいに届けてくださるおかげで不自由なく過ごせています。 これからもどうぞよろしくお願いいたします」(yukariさん)
▽yukariさんツイッター(@yukari_tenri)、インスタグラム(@yukari0426___smile)