上演中のスマートフォンにおしゃべり…「劇場に欲しい機能」を描いた漫画が話題に「良いオタクでいたい」

門倉 早希 門倉 早希

観劇が趣味で、様々な劇場に足を運んでいるという漫画家の藤田里奈(@foorina)さんの「劇場に欲しい機能です」という漫画が、ツイッターで話題を呼んでいます。

漫画のなかでは、上演中のスマートフォン、おしゃべり、前列の人の前のめりな座り方など、ほかの人の観劇の妨げになりかねない行為が描かれています。また、これらはいずれも上演前のアナウンスで注意が促されていることです。

藤田さんはそういった一部の行動に対し、想像である機能を発明。ボタン1つで上演中にスマホをしている人たちの床の底が抜け、一発退場させられてしまうというユーモアのある機能を描きました。

投稿者の藤田さんはこのような行動に対し、「困る度で言えばどれも同じですが…、他はうっかりもありますがスマホチェックと長々したお喋りは何で今!?となります」と苦言を呈します。

6000件のいいねがついた今回の投稿。藤田さんは事情がある人のことも理解したうえで、「微動だにするななんて言わないし、のっぴきならねえ時もあるし、自分も気づかずご迷惑かけてることあるかもしれないので自戒を込めつつの叫び」と続けました。

「たぶんやってる方に悪気はなく、周りに迷惑だと気づいてないんだと思います。そう考えると、自分もなにか無意識で迷惑をかけているかもしれないから気をつけなければと思いました…! マナーというと曖昧ですが、とにかく劇場のアナウンスに従えばだいたいはオッケーの気がします。劇場や公演によってルールが違うことはあるのできちんと聞いて、良いオタクでいたいです」(藤田さん)

漫画には「この機能ほしい」「映画館にも実装してほしい」と共感の声が続出。ほかにも、「スマートウォッチなのか、時々腕時計がピカッって光ってた」「撮っちゃダメなのに撮ってる人、帽子(形にもよるけど)とらない人」「マスクしてても避けられないほどニオイがキツイ(煙草や香水)人」と劇場で困惑したエピソードも挙がりました。

藤田さんはフランスでの日々を綴ったコミックエッセイ『フランスはとにっき』『トラベルはとにっき』などを発売中。気になった方はお手に取ってみてはいかがでしょうか。

藤田里奈さんのブログ:http://hatolina.com/

『フランスはとにっき』:https://www.tokuma.jp/book/b495793.html

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