ここでも一極集中? 東京の婚活事情 都民のお相手で多いのは神奈川県民それとも埼玉県民 千葉県民は?

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結婚相談所ネットワーク『⽇本結婚相談所連盟』の運営会社IBJ(東京)が、結婚相談所における「エリアをまたいだ成婚ランキング(東京都)」を公開しました。東京の婚活者は、都民の次に神奈川県民と成婚していることが分かりました。

新型コロナ禍による地方移住の影響で、「東京一極集中」が緩和されていましたが、2022年の住民基本台帳人口移動報告では、「転入超過」の超過幅が3年ぶりに拡大したことが分かり、東京一極集中が再加速していることが分かっています。

そんな中で、ランキング1位は都内同士(58.4%)での成婚。次いで2位は神奈川県(18.1%)、3位は埼玉県(9.6%)、4位は千葉県(8.5%)、5位は茨城県(1.3%)という結果になりました。コロナ禍において働き方や生活様式など変化していますが、都内同士で成婚する割合は2019年(57.9%)と比較しても変動はありませんでした。

マッチングアプリの普及と共に利用者の裾野が広がり、結婚相談所を利用する方も増加しています。特に、20~30代においては、コストパフォーマンスを意識して入会する方も。そのような中で、都内婚活者のうち、20代は7割以上、30代は6割以上の方が東京都外出身です。2022年の住民基本台帳人口移動報告にて、東京圏は9万9519人の転入超過であることを発表し、今後さらに増加することが予測されます。進学や就職などを機に上京し、新しいコニュニティを築くのがコロナ禍において難しくなっているのかもしれません。

 「東京都への流入人口のランキング」(2018年)を見ると、神奈川(約107人)埼玉(約94人)▷千葉(約72人)茨城(約7万人)-の順に都内への流入人口が多く、エリアをまたいだ成婚ランキングと比例していることが分かります。一方、東京と隣り合っている山梨では都内の方と成婚する割合が低くランク外、交通網による環境要因が大きく関わっていると言えます。隣県であっても、お見合いに費やす交通費や時間がかかるほど成婚する割合は低く、群馬や栃木においても同様の結果となりますが、反対に地域に根差した成婚率は高いと言えます。

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