「カレーは市販ルーに頼らずスパイスから作れ」DVモラハラ夫の要求に妻は…? 「格付けチェックなら秒で『映す価値なし』」

渡辺 陽 渡辺 陽

DVやモラハラ夫にいつか仕返ししたいと思っても、非力な女性が一本取るのはなかなか難しいもの。ところが、Twitterユーザーの「でかまる子(Gさん)」さん(@uobk_7)は、あることを決行しました。それは…。

「DVモラ元夫は『カレーは市販ルーに頼らずスパイスから作れ』って、沢山のスパイス買って並べてたけど、私はこっそり市販ルーを使ってた。だけど元夫は『んー!これが本物の味!!』って喜んで食べていた。だって、あの人自分でスパイスからカレー作ったことないから、味分かんないんだもん。このことは今でも内緒」

リプ欄には

「『今日はお手製のスパイスカレーよ!』って市販のものを出しても、『そこらと違う!』なんて言いそうですね」

「うちも『スパイスから作っているカレーだから美味いんだ』って義母や義妹にも言っていましたが、市販の辛口ルーです!スーパーの安いやつ!」

「芸能人格付けチェックなら、秒で『映す価値なし』に行けますね!」

などの反響が続々と寄せられ、「いいね」は2.1万件にもなりました。

「でかまる子(Gさん)」さんにお話を聞きました。

—何種類くらいのスパイスを買ってきたのですか。

「スーパーに置いてある銀色の、クミンやカイエンペッパー、コリアンダーなど、8〜10種類のスパイスを買って来ました。揃えて並べて本人はご満悦でした。子ども用のカレーは別に作りました」

—もし「そんなの作れない」と言ったらどうなったでしょうか。

「『カレーなんて簡単な料理も作れないクセに俺と結婚したのか、騙したな、このモラハラ妻!』など、精神的な言葉の暴力があったと思います。基本的に精神年齢が低めなので、ネチネチと嫌みを言ったり、不機嫌さを周囲に撒き散らしたりするなど、幼稚な嫌がらせをしてくることが多いんです。私は市販ルーを使ったカレーは作れても、スパイスからカレーを作ったことはなかったので、本当に困っていました」

—バレたら怖いとは思いませんでしたか。

「彼は家事を一切しないどころか、キッチンに近づくことすらない人だったので、バレることはないだろうと思いつつ、バレたらどんなに叱られるだろうか、と考えて眠れない日もありました」

—彼はなんと?

「夫『今日は〇〇のお店みたいな味だね!』→私『そうだねー、あのお店もこんなスパイスを使っているのかな?』。カレー大好きな夫は色んなお店の食べ歩きをしていたので、カレーの日はこんな風に話が弾みました。『うちで食べる(自分好みに作らせた)カレーが世界一美味しい!』と絶賛したことも。喜んで食べていたカレーに、まさか市販ルーを使っていたなんて微塵も思っていなかったでしょう(笑)」

—笑いをこらえるのに苦労したのでは。

「当時はとにかく夫の口に合うものを出して、夫の機嫌が悪くならないようにするのに必死でした」

—他にも、このようなことはありましたか。

「ポテトサラダはお惣菜のものを出すとか、ちょっとした手抜きをしていました。夫はとにかく手作りにこだわる人で、主婦の私が楽をしたり手を抜いたりするのを嫌いました。でも私は『とにかく美味しければ何でもいいじゃん』と思っていたのです」

デートしていた頃、本格的なインド料理屋のカレーを食べに行ったこともあるそうですが、外食は外食。知恵で勝負したでかまる子さん、バレなくて良かったですね!

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