こんなはずでは…結婚前はこの人しかいないと思って結婚したけど、その後豹変した、思っていたような人ではなかった、と夫婦が離婚したときによく聞く話ではあります。程度にもよりますが、まるまる子さん(@uobk_7)の元夫は、想像を絶するようなモラハラ&DV夫で、あるお弁当に関する投稿が共感を呼び、話題となっています。
私はロボット家政婦だった
投稿者さんは「元夫は『主婦が楽をするな』思想の持ち主だったから、お弁当に冷凍食品を使うのを禁止してた。私が赤ちゃんを産んで退院した次の日から毎日、挽きたてのコーヒーと重箱の様な愛妻弁当を作らせてホクホク顔の元夫。睡眠も取れずフラフラの私。あの人にとっての私はロボット家政婦か何かだったんだろうね」とツイートしました。
この投稿には共感を呼び、冷凍食品はおいしいという意見など、多くの声が集まり「いいね」は3.4万件にもなりました。
「私の元ダンナもそんな感じでした。がんで入院すると言った時、最初に出た元ダンナの言葉が、『入院している間の俺の食事はどうするんだ?』って。離婚を決めた一言でした」
「日の丸弁当で十分ですね。そういう手合いにはw」
「冷食は半端なく美味しいっす!オマケに保冷効果もあるので我が家はバンバン使いますよ!わが家でもし冷食否定するなら、おかずはナシですね。キッパリ」
「『楽をさせたくない』じゃなくて、自分が偉い人間だと倒錯するために、『なんでも言うことを聞く人間』が必要だっただけなんだと思います。今は離れられたようで良かったです」
投稿者に話を聞いた
ーー元夫の方は、結婚前から封建的な男性でしたか。
「いいえ。元夫とは恋愛結婚でした。結婚前は仲の良い友達の延長線上にいたような関係でしたが、結婚後(主に子どもを出産後)に豹変しました」
ーー出産後、退院とはいっても、まだ体調は悪かったのでは。
「産褥期(さんじょくき)真っ只中でした。よく出産は交通事故レベルのダメージを負うと言われてますが、正にその通り。交通事故レベルのダメージを負いながら、お股は麻酔なしで縫って痛みも取れていない段階でした」
ーーそれでも元夫は全く気遣うことはなかったのでしょうか。
「元夫は退院後の私に、『俺の飯は?』と聞いてくるような人でしたし、出産は病気じゃないから大丈夫、という考えの持ち主でした」
ーー「なぜ黙って従うのか不思議」というリプライがありますが、どう思いますか。
「従わなかったらどうなるか?妻より赤ちゃんより俺様が大事な夫に逆らうと、まずネチネチ攻撃が始まります。舌打ち、壁ドン、無視は当たり前、喧嘩してもわけの分からない持論を持ち出し、何時間も吠えて吠えまくります。近所迷惑だし話にならないからと黙ると暴力で威圧、生活費は止め金品は奪う、赤ちゃんに危害を加えようとするなど、何がなんでも従わせようとします。典型的なモラハラDV夫です」
ーー犯罪レベルですね。
「くれぐれも言っておきますが、私は命懸けの出産をした産後すぐの状態で、立っておくのも辛い時期でした。掴み合いの喧嘩などとうてい出来る時期ではありません。こんな父親でも子ども達の為には必要だと考えていたので、離婚する気などさらさらなく、ひたすら『私さえ我慢すれば結婚生活は上手くいくんだ』と思っていた時期でした」
ーー暴力を振われることはありませんでしたか。
「結婚後に豹変したモラハラと、最後の時期は直接暴力もありました」
ーー同じような目に遭っている人にアドバイスをしてください。
「産後は、女性が人生で一番ダメージを負っている時期だと言っても過言ではないと思います。経済的にも体力的にも自立が難しい時期です。クソみたいな夫でもいた方がマシとも思えることが何度もありました。でも、今後子どもが大きくなり、自立するようになるまでの約20年間、口が達者で性格がゴミみたいな、大人になりきれない『大きなオッサン赤ちゃん』のお世話をひたすら耐えながらやるか、経済的には苦しくなるが幸せな生活を早く手に入れるかの2択だと思います。よくよく考えてみてください」
離婚して「今は毎日が幸せです!」
ーー今、離婚して幸せですか。
「今は毎日が幸せです!精神的な暴力でいじめられたり、肉体的な暴力で脅されたりすることもなくなり、家事育児に非協力的な夫にイラつくこともありません。ストレスフリーな生活をしています!子ども達のお弁当には、唐揚げやハンバーグなどの(冷食)を1品〜2品つめて持たせてます。毎回完食し、『ママ!美味しかった〜!』と持って帰ってきてくれます。冷凍食品最高です」