SNSでたびたび勃発する「炊飯器の内蓋」問題!「毎回洗う派」「洗わない派」で白熱する内蓋論争について、象印に聞いてみた

馬場 かやの 馬場 かやの

定期的にツイッターで議論される「炊飯器の内蓋って毎回洗う?洗わない?」問題。今回はおこやきもき(@bAzdKfVIRSmxnZu)さんの「え、待って。炊飯器の内蓋って毎回洗うの?さっき友達とLINEしてて毎回洗ってるよーって言われて衝撃うけたんだけど。え、みんな毎回洗ってるの?え?え?それ普通?」というツイートをきっかけに洗う洗わない論争が勃発!

「毎回洗うのだが、職場でその話題になった時、たまに洗う派が多数だったので、綺麗好き認定されてモヤッた」
「おぉー?!洗わない発想がなかった。たしかに見た目汚れてないし外れない機種もあるもんね!でもびっくり」
……という「洗う派」がいる一方、

「洗ってない!拭き取ってた!取り外しできるんだ!?笑  早速洗ってくるね」
「えっっっ洗ったことないけども。汚ったないなぁーて思った時に拭いただけ」
「結婚して6年たつけど、何回拭いたかな?笑 洗ったことは一度もない。外せるんか、あれ」
……といった「洗わない派」、

「『えっ 毎回洗うの?』と以前ツイッターで見た時になってから毎回洗ってます」
「めんどくさいけど、お米のにおい変わりますよー!」
「おもろ。毎回洗う人、洗わない人たちそれぞれに何かしらの理由があるのね」
「洗わなかったらどうなるの?」
……など、さまざまな意見や感想はもちろん、結局どうなの?という疑問も沸き起こり、5万件のいいね!を集めるほど話題に。

そこで今回はこの「内蓋議論」に終止符を打つべく、象印マホービンの広報さんに、実際のところをお伺いしてみました!

内蓋は「毎回洗う」が正解!「炊きあがりのおいしさが変わります!」

——まず炊飯器の内蓋は、何のためにあるんですか? ないとどうなりますか?

「圧力をかけるタイプの炊飯器の場合、内蓋には圧力調整装置が目詰まりしたり、故障などの場合に異常な圧力を抜くなどの「安全弁」、圧力の調整を行う「圧力調節装置」などがついており、安全にご使用いただくうえで必要不可欠な部品です(これがないと異常が起きたとき、圧力調整できずに爆発してしまいます!)。圧力をかけないタイプでも、吹きこぼれを防ぐために、どうしても必要なんです」

——本題ですが、内蓋はどれくらいの頻度で、どのように洗うといいですか? 

「必ず毎回外してお手入れしてください。取り外しがきかないタイプは毎回拭いてください。ちなみに現在当社炊飯ジャーはすべて、内蓋を取り外しできるタイプです」

——内蓋を洗わないとどうなりますか?どうしても面倒で……という方に、アドバイスがあれば。

「お手入れをしないと、においの原因や炊飯時にお米のおいしさを損ねてしまう恐れがあります。こまめにお手入れいただくことで味に差がでますので、洗うのが面倒というのも分かりますが、そこはおいしく炊きあげるために、ぜひこまめに洗っていただければと思います」

——ちなみに、象印さんから内蓋を洗わなくていい炊飯器が、いつか開発されたりしないのでしょうか? 

「内蓋はさきほどもお答えしたように、炊飯器でごはんを炊く以上、安全のために必ず搭載しなければなりません。内蓋自体はなくなっておりませんが、当社最新の圧力IH炊飯ジャーは2重蓋から1重に変更され、蒸気口のお手入れが不要なモデルなども登場しており、お客様の使用時の手間を軽減できるよう商品の改良に取り組んでいます」

——炊飯器のお手入れで、ほかにも見落としがちなところなどあれば教えてください。

「多くのものは内釜をセットする部分に温度センサーがついていますので、使用後は固く絞った柔らかい布でふき取るようにするといいです。また、フック部に詰まったごはん粒などは竹串などで取り除き、蒸気口が外れる機体の場合炊飯後に毎回洗ってください」

——度々、ツイッターなどで巻き起こる「内蓋毎日洗う?」論争について、ご感想は?

「日々のお手入れはお手間だと思いますが、内蓋をはじめ炊飯後に毎回手入れすることは、おいしいごはんが炊けることにつながります。ぜひこまめにお手入れいただければ!」

◇ ◇

ちなみに投稿した、おこやきもきさんはこのツイートを機に「ちょくちょく洗う」から「毎回頑張って洗おう」となったんだそう。

内蓋自体がない炊飯器の登場は今のところ見込めないし、毎回洗うのはちょっと面倒。だけど、おいしいごはんを炊きたい、という気持ちはみんな同じ!正しい炊飯器のお手入れをマスターして、毎日おいしいごはんを炊きましょう。

かまどの炎を再現した画期的な技術で、「おいしさがほかとは違う!」と発売以来大人気の象印の圧力IH炊飯ジャー『炎舞炊き』NW-FA。毎回洗うのは内蓋と内釜の2点だけと、手入れがラクチンな炊飯器でもあるんです。6月に登場した新機種は、グッドデザイン賞2022を受賞。この年末、買い換えを考えている方は、買う前にお試しできるサービスもあるので、ぜひチェックしてみてください。

■象印マホービン
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