「一緒に寝たい犬 vs 睨む猫」“猫愛”にあふれた亡き愛犬 かつての光景に「かわいい攻防戦」「大好きだから仕方ないんだよね」

梨木 香奈 梨木 香奈

「どうしても一緒に寝たい犬 VS 一緒に寝たくないから睨み続ける猫」
「獅子丸と花ちゃんの平和な戦い♡」

2025年3月18日、まるさん(@nanamaru05900)は、1本の動画をX(ツイッター)に投稿。そこには、今から5年ほど前、愛犬の獅子丸くんが愛猫の花ちゃんのそばに寄り添って眠ろうとする姿が映っています。実は、獅子丸くんはこのあと虹の橋へ。この動画を撮影した当時、獅子丸くんは6歳、花ちゃんは7歳でした。

花ちゃんが毛布をかぶってくつろいでいるところに、そっと現れた獅子丸くん。そっと花ちゃんの背中に自分のアゴをき、目を閉じます。

ところが花ちゃんは落ち着かないようで、ジーッと獅子丸くんを凝視。それに気づいた獅子丸くんは、一度、顔を上げますが、花ちゃんの様子を伺いつつ再び、位置を変えて花ちゃんの背中に顔を埋めました。

ふたりの仲睦まじい動画が公開されると、2.1万を超える“いいね”が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

「かわいい攻防戦」亡き愛犬の“猫愛”にほっこり

ーー撮影時の状況について教えてください。

「先住猫が2匹いる我が家に迎えられた獅子丸は、とにかく猫が大好きでした。自分も猫だと思っていたのかな? と思うほどです。とにかく猫にベタベタしたい!花ちゃんにもベタベタしたい!佐助とは常にゼロ距離でいたい! そんな獅子丸に、猫たちはいつも呆れ顔で『あぁまたやってるな』といった感じでした(笑)その温度差がおもしろくて、見ていて飽きません」

ーーその後、ふたりはどうなりましたか?

「獅子丸はしつこいので、たいてい猫パンチされてしょんぼりします。『え?なんでボク、猫パンチされたの?』ってキョトン顔。パンチされた理由がわかっていないから、またベタベタ……。そしてまた怒られる、というのを永遠に繰り返しています」

ーー獅子丸くんは、2023年に虹の橋を渡られたとのこと。どのような性格でしたか。

「先住猫が2匹いる我が家にやって来た獅子丸は、とにかく猫が大好きでした。甘えん坊でお調子者。猫の迷惑など一切考えず、ガンガン甘えにいくので、猫たちは迷惑そうにしながらも(仕方なく受け入れて)いるのが我が家の日常でした」

ーー獅子丸くん亡きあと、花ちゃんと佐助くん、猫ちゃんたちのご様子はいかがですか。

「獅子丸は寝たきりになって10日ほどで、あっという間に逝ってしまいました。佐助はずっとそんな獅子丸を毛づくろいして、『なんだよ、いつもみたいにガンガン来いよ?』といつもと違う雰囲気を感じ取っていた様子。亡くなった日も、動かない亡骸のまわりをずっとウロウロし、ペロペロしていました。『佐助、獅子丸死んじゃったんだよ?』と言い聞かせながら、私は涙が止まらなかったのを覚えています。佐助は、亡骸のそばから離れようとせず、そのまま一晩そばで寝てくれました。翌日、獅子丸の体とお別れをして家に戻ると、佐助は『ママが獅子丸を連れて行って帰ってこない!』と思ったのか、しばらく玄関に向かって大声で鳴き叫ぶ日々が続きました。花ちゃんはというと、様子はまったく変わらず……。『これでママを独り占めできるわ』って感じでした(笑)」

ーー獅子丸くんの優しい性格が伝わる素敵な動画ですね。

「本来なら『今』について投稿するべきであるにも関わらず、過去の、亡くなった子について投稿してよいものかと迷ったこともありました。でも、獅子丸との思い出を自分の中で整理できずにいた私にとって、思い出を振り返ることで少しずつ心が癒やされ、また獅子丸がすでに亡くなっていることを知った上で会話してくださる優しいフォロワーさんたちに恵まれて、ようやく落ち着いてきました」

大切な思い出のワンシーンを収めたこの動画には、ほっこりする声がたくさん寄せられています。

「かわいすぎる」
「かわいい攻防戦」
「獅子丸くんの仕草がかわいいです」
「大好きだから仕方ないんだよね〜かわいい」
「花ちゃんもホントに嫌ならパンチしたりするでしょうから、まんざらでもないんでしょうね」
「睨まれているの気付いているけど、気付かないふりしている獅子丸くんがかわいいですね~」

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース