「祖父祖母は10年前に愛犬亡くしていて、もう悲しくなるから犬は飼いたくないって言ってたけど、私がつみれを飼い始めてからつみれにデレデレで『うちの子になるか?』って聞いてたり、携帯の待受をつみれにしたり、新しい孫ができたって可愛がってくれてて嬉しい♡ 今日も10年ぶりの犬とのお散歩」
10年ぶりにワンちゃんとの散歩を楽しむおじいさんの動画がTwitter上で話題です。
投稿したのは、つみれさん(@tumire34)。おじいさんのお孫さんで、ワンちゃんの飼い主さんでもあります。ワンちゃんは、コーギー犬のつみれちゃん。8カ月の女の子です。10年前に愛犬を亡くしたというおじいさん。つみれちゃんと一緒に久しぶりのワンちゃんとの散歩を満喫したとか。
「ほのぼのとしていて素敵なシーンですね。なんか涙が出てきてしまった・・・」
そんなふたりの姿に「ふたりとも嬉しそう」「幸せな光景」とキュンキュンする人たちからたくさんのコメントが寄せられています。
「後姿からでも、嬉しさが伝わってきます」
「つみれちゃんにも気持ちが伝わってるんでしょうね♡ とっても良いお顔してます」
「幸せな光景だね♡」
「ほのぼのとしていて素敵なシーンですね。なんか涙が出てきてしまった。嬉し泣きです」
「おじいちゃん、おばあちゃんの元気の素になってくれて良かったですね」
「犬は好きで責任感のあるお年寄りは今後のことをちゃんと考えているからこそ次の子を簡単に飼えないんですよね。とっても愛に溢れた動画ありがとうございます」
多くの人たちをくぎ付けにしたふたりの散歩動画。撮影時のことを、つみれちゃんたちに同行した飼い主さんに聞いてみました。
愛犬を亡くした喪失感、先立つ心配もあって新しい子はお迎えできない・・・おじいさん、孫の飼い犬との散歩に感激
――おじいさんたちは10年前に愛犬をなくされたとのこと。愛犬はつみれちゃんと同じコーギー犬だった?
「祖父祖母が飼っていたのは、近所で生まれたダックスと他の犬種との雑種でした。白い子だったのでつみれとはあまり似てません。愛犬が亡くなったときあまりにも喪失感が大きかったことや、祖父祖母自身年齢的に体力があまりないこと、また先立つ心配もあって新しい子のお迎えはしていないようです」
――5月におうちにお迎えしたというつみれちゃん。おじいさんとのお散歩は初めてだったとか。
「はい。お散歩はこの動画が初めてです! それまでに3、4回ほど会っていますが、毎回室内でした。祖父祖母の家に行ったので、祖父の散歩コースを案内してもらったんです。祖母は足が悪いので長時間散歩できず、今回の散歩には同行しませんでしたが」
――お散歩をしていたときのおじいさんやつみれちゃんたちの様子を教えてください。
「車通りが多いところは私がリードを持っていましたが、土手では人も自転車もほとんど通らなかったため、祖父にリードを渡しました。10年ぶりの伸縮リードですが、説明しなくてもボタンを勝手に切り替えてリードを伸ばしたり、つみれが下に降りそうになったらリードの長さを止めたりと慣れた様子でしたね。かわいいと言って、本当にうれしそうでした・・・。またつみれが帰りたくないと座り込んでしまうと、祖父が笑って抱き上げて50メートルくらい抱っこで帰ってくれました(笑)」
孫の犬の動画を何度も再生 「おーい見えるか?」と話し掛ける溺愛ぶり
――飼い始めてからつみれちゃんにデレデレで「うちの子になるか?」と聞いたり、携帯の待受をつみれちゃんにしたり・・・新しい孫ができたとかわいがってくれるというおじいさんとおばあさん。このほか、溺愛ぶりのエピソードは?
「つみれの動画を送ると、何回も同じ動画を再生してるみたいです(笑)。祖父は『おーい見えるか?』と画面の中のつみれに話しかけてると祖母がLINEで教えてくれました。あとはぬいぐるみやおもちゃを買っておいてくれたり、次はいつくるか聞かれますね」
――そんなおじいさんたちと会うことを、つみれちゃんも楽しみにしているとか。
「そうですね。この前は祖父祖母の家に着いたときに祖母が外で待っていてくれて、つみれはそれをみて興奮して、車の窓にへばりついていたので窓を開けたら窓から飛び出して祖母に抱きついていました。そのまま祖母が抱っこして家の中に連れて行ってくれて。家に入ると祖父がまだ自分の部屋でテレビを見ていたので、つみれは一直線で祖父の部屋に行き、突進してお腹を見せてなでて~と催促していました」
――おじいさんたちのところに、これからもたくさん遊びに行けるといいですね!
「はい。犬をもう飼わないと断言していたので、つみれと触れ合ってニコニコ笑顔なのを見ると本当に犬が好きだったんだなと思いますし、これからもいっぱい会わせてお互いに癒されてほしいなと思います」